[Disques A Charlin] F.グッリ(vn) A.チェッカート指揮ミラノ・アンジェリクム室内o. / ヴィヴァルディ:四季

[ 1279-043 ] Vivaldi - Franco Gulli, Orchestre de Chambre de L'Angelicum de Milan, Aldo Ceccato – Les Quatre Saisons

通常価格:¥ 13,200 税込

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商品コード: 1279-043

作品名:ヴィヴァルディ:「四季」(全4曲)/協奏曲第1番ホ長調 RV 269「春」(La Primavera), 協奏曲第2番ト短調 RV 315「夏」(L'Estate) | 協奏曲第3番ヘ長調 RV 293「秋」(L'Autunno), 協奏曲第4番ヘ短調 RV 297「冬」(L'Inverno)---ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8~第1~第4曲
演奏者:F.グッリ(vn)A.チェッカート指揮ミラノ・アンジェリクム室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:SLC 23
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白/アズキ , 9時にSTÉRÉO compatible, 6時にCo-Coproduction Angelicum Milan, 3時にMade in France(ラウンド), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SLC 23, (P)なし, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:SLC 23 A/SLC 23 B (ラウンド小文字スタンパー・Disques A Charlin/Pathéタイプ), Disques A Charlin製造を示すSLC**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 241586/M6 24158, 再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire)・YPARTX 55781/YPARTX 55782, ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1968年頃の製造分, 旧字体ロゴレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, フランスにモノラル存在せず(イタリアにはある), RIAAカーヴである, ANGELICUM=Disques A Charlin共同制作音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返茶系共通デザイン紙ペラ, Sélection Des Meilleurs Enregistrements Charlin, Co-produced with Angelicum Dischi, de Milan, スポンジ付き, 表記されたジャケット番号:SLC-23, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:A Charlin Disques, 印刷:記載なし・フランス製, 供給:Mondiodis, これより古いタイプ存在せず, 折返赤系共通デザインタイプ存在しないと思われる, 折返・スポンジ付きの最初期分と思われる, オリジナル, original
トピックス:1959年イタリア・ミラノ・ANGELICUM Studio・でのモノラル/ステレオ録音, 伊ANGELICUM=Disques A Charlinの共同制作, 録音技師:André Charlin, プロデューサー:不明, 1960年頃イタリアでは Angelicum:LPA 5949でモノラル盤が初リリースと思われる, フランスでは1968年頃Disques A Charlin:SLC 23(当装丁)にて初リリースと思われる, フランスにはモノラル盤は存在せず, 折返赤系共通デザインジャケットは存在しないと思われれるが100%ではない, しかし当ジャッケットは折返・スポンジ付きで初期であることは間違いない, 1990年4月リッカルド・シャイー指揮ボローニャ市立劇場管弦楽団と再録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, Disques A Charlinでスポンジ付きだった初期プレスは端(グルーブガード上)に糊が付着していることが多いが溝まで進入していることはまずない・糊付着は初期プレスの証拠でもある・アルコールを使用しないと除去できないので当社ではあまりアルコール除去を行っていない点をご了承いただきたい

商品詳細:伊ANGELICUMとの共同制作のようだ。独SCHWANNとも同様の関係で多くのモーツァルト宗教作品を出していた。番号から見て、まだアンドレ・シャルラン本人が録音技師として携わっていた頃のものと思われる。イタリア録音の為かややANGELICUM系のソリッドな音質だが、おそらくイタリア盤とは違った音質だろう。ステレオらしいクリアーな響きと、オンマイクの芯のある強い音が特徴。パテプレスで安心のトレース。グッリのソロはいかにもイタリアらしい曇りのない空のようだ。ヴァイオリン奏者のフランコ・グッリ(1926-2001)はイタリア・トリエステ生まれ。タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シゲティの教えも受けた。第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、1962年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしている。 イタリアのミラノ・スカラ座でもソリストとして録音があり、フィレンツェ5月音楽祭でクーベリック、シェルヘン、チェリビダッケ、ロジンスキーらと共演している。シエナ・アカデミア・キジアーナ音楽院の教授も務める。1972年にインディアナ大学の教授となった。東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。伊ANGELICUMにはパガニーニ:Vn協奏曲5番(初演)、モーツァルト:Vn協奏曲3/4番などの録音がある。この録音ではクレモナの名器・ストラディバリウス「マレシャル・ブルティエ」(フェレンク・ヴォン・ヴェクセイ所有)が使用された。指揮のアルド・チェッカートは1934年ミラノ生まれ。ヴィクトル・デ・ザバータの娘婿である。地元でブルーノ・ベッティネッリらに学び、1958年オランダのラジオ・ウニイ国際アカデミーを経てアルバート・ヴォルフとヴィルヘルム・ヴォン・オッテルローに師事。1962年ベルリン音楽大学の指揮科を終了してキャリアをスタートさせた。1960-63年まで、チェリビダッケのアシスタントとして研鑽。1963年4月ミラノ・アンジェリクム劇場でヴィヴァルデイを演奏してプロデビューを飾った。その後欧州各地で演奏を重ねている。数ある「四季」の中でもソロ、オケともイタリア人によるイタリア・ミラノでの録音。イ・ムジチの底抜けの明るい演奏とはやや異なる北イタリア風味が感じられる演奏である。フランコ・グッリのソロはラテン気質の音ではあるが繊細であり、底抜けの明るさとは幾分異なる僅かな影を纏った音を持っている。独特の美音を武器に旋律を明るく歌わせることを得意とする半面、造形への意思が強く、陰影深い音色表現を持ち、安定した技巧と艶やかな音色を駆使した格調の高い上品な演奏が特徴である。同じイタリアでもローマのイ・ムジチ合奏団とは全く異なるスタイルの「四季」は、面白さとともに音楽の見識を広げてくれる演奏。勿論アンドレ・シャルラン本人によるステレオという空間認識を改めて感じさせ、時代を先取りした「ワン・ポイント録音」が理解される。

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