[DECCA] E.クライバー指揮ウィーンpo.ウィーン楽友協会cho. H.ギューデン(s) S.ワグナー(a) A.デルモタ(t) L.ウェーバー(bs) / ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」

[ 1279-037p ] Beethoven - Hilde Güden, Sieglinde Wagner, Anton Dermota, Ludwig Weber, Chœur Singverein Der Gesellschaft Der Musikfreunde, Vienne, Orchestre Philharmonique De Vienne, Erich Kleiber ‎– Symphony Nº 9

通常価格:¥ 17,600 税込

¥ 17,600 税込      

数量


商品コード: 1279-037p

作品名:ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」/第1楽章・Allegro ma non troppo, un poco maestoso-- |--第2楽章・Molto vivace - Presto- Molto vivace - Presto-- |--第3楽章・Adagio molto e cantabile - Andante moderato - Tempo I- Andante moderato- Tempo I- Stesso tempo-- |--第4楽章・Presto / Recitativo-Allegro ma non troppo -Vivace-Adagio cantabile-Allegro assai -Presto / Recitativo -Allegro assai -Alla marcia Allegro assai vivace-Andante maestoso-Adagio ma non troppo, ma divoto-Allegro energico, sempre ben marcato-Allegro ma non tanto-Prestissimo
演奏者:E.クライバー指揮ウィーンpo.ウィーン楽友協会cho. H.ギューデン(s)S.ワグナー(a)A.デルモタ(t)L.ウェーバー(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2725-6
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 小さな書き込みあり
キズ情報:第4面4時に極小3+7回出る点あり→7, 第2面10時に極小2回出る小スレあり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル/第2版】---金ツヤ内溝×1, 金ツヤ外溝×1, 12時にMade in England, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT.2725/LXT.2726, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:N/T(1953年4月~1955年10月を示す), スタンパー/マトリクス:CC ARL 1295-4A/CA ARL 1296-4B/CA ARL 1297-4A/CA ARL 1298-6A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格のモノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/Bは Ron Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):CH//HC/HH/UI, 再補助マトリクス(9時):5/2/18/4, 1950年代のスタンパーによる1954年/1955年頃の製造分, 10"/旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず(1枚目)/金ツヤ内溝レーベル存在する(2枚目), 最古レーベル・最厚プレスである/最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:いないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英CECCA制作プレス, オートマチック・カップリング, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, オリジナル/第2版, original/2nd issue
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面ツヤペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味)×2, 表記されたジャケット番号:LXT 2725/LXT 2726, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:AW 55.3, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:53.11(当ジャケットではない・同一デザインだが年号違い), 製作:The Decca Record Company Limited, 印刷:AW--A. White & Co. Ltd. (Williem Chappell Press. London by A.White & Co.Ltd製あり)., 折返紙ペラタイプ存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1952年6月ウィーン・ムジークフェラインでのモノラル録音, 録音技師:Gil Went, プロデューサー:Victor Olof, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher/Ron Mason, 英国では1952年The Decca Record Company Limitedによりコピーライト登録・1953年英DECCA:LXT 2725-6(金内溝レーベル・フラット重量盤・折返紙ペラジャケ裏 53.11)にて初リリース)→1957年頃LXT 5362-3(RIAAカーヴ・銀外溝レーベル+シューリヒトの1番とのカップリング)→LXT 5645(1枚に圧縮・1961年)と変遷, これは1954年/1955年頃製造のオリジナル/第2版盤が1955年3月製造の第2版ジャッケットに入るケースでオリジナルに近い初期盤, 1950年代前期で盤質7は存在しないと思って間違いない, 初年度分で完璧な盤質7はないと思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★,

商品詳細:エーリヒ・クライバーの第九はLP初期における一つの衝撃であった。'50年代の初頭にあって、フルトヴェングラーとは異なるスタイルで、且つ、新しい波を感じさせる演奏。切れ味の鋭いオーケストラには驚かされる。「フィガロの結婚」で見せた、あの熱い演奏にも通じるものがある。余分な肉付けを排しながら、骨太で揺るぎ無い骨格を持つ演奏。その新鮮さは今もなお健在だ。ギューデンをはじめ歌手も良い。モノラルの醍醐味が味わえる。1952年6月にウィ―ンにて録音された名演。フルトヴェングラー、バイロイト録音が前年の1951年7月29日であることを考えると、正反対とも言える2つの全く異なる第9が同じ時期に録音されたことは面白い事実である。どちらも大変な情熱が注ぎ込まれた演奏であるが、クライバーは案外速いテンポでかっちりとまとめた現代的な演奏といえる。恐らくは譜面の通りで過度なテンポの揺らぎはなく、意図的な感情の関与が見られない極めてシンプル且つストレートな演奏である。しかし音楽が生き生きと生命感を放出し明らかに静かな情熱の渦に飲み込まれる演奏である。この時代にあって異例な程の筋肉質で引き締まった演奏にはエンジンが付いた推進力さえ感じてしまう凄みがある。フルトヴェングラー・バイロイトが魔術的凄みとすれば、クライバーは時代を超越した造形美ではないだろうか?エーリヒ・クライバー(1890 - 1956)ウィーン生まれ。フルトヴェングラーの4歳後輩になる。クライバーはこの録音の6年後に66歳で亡くなってしまう。1935年、妻と当時5歳のカール(カルロス)らを伴ってアルゼンチンに移住した。1947年ごろからヨーロッパでの指揮活動を再開したが復帰はスムースではなかったと思われる。フルトヴェングラー バイロイト録音をお持ちの方に特に聴いてほしい第9である。同じ時期にここまで異なる演奏があることを知っていただきたい。どちらも歴史に残る名演である。1957年頃シューリヒトの1番とカップリングされて新番号で出し直される。

クライバーの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)