[DECCA] R.クーベリック指揮ウィーンpo. / スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)

[ 1279-034 ] Smetana, Kubelik, Vienna Philharmonic Orchestra – Má Vlast (Mi patria) (Sárka · Por Los Bosques y Praderas Checos · Tábor)

通常価格:¥ 16,500 税込

¥ 16,500 税込      



商品コード: 1279-034

作品名:スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全曲)/第1曲:ヴィシェフラド--第2曲:ヴルタヴァ(モルダウ)-- | --第3曲:シャールカ--第4曲:ボヘミアの森と草原-- | --第5曲:ターボル-- | --第6曲:ブラニーク
演奏者:R.クーベリック指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5474-5
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : Sに近い美品, 2枚目に軽度のラミネート浮きあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀中溝×2, 12時にMade in England, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL 4077-1A/CA ARL 4078-1A/ARL 4079-1A/CA ARL 4080-1A (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すCA ARL/ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):U/I/N/I, 再補助マトリクス(9時):13/1/1/12, 1950年代のスタンパーによる1959年頃の製造分, 旧番号存在せず, 2枚とも銀中溝レーベルの最初期分, これより古いモノラルレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)を示す, ステレオ存在する , RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オートマチック・カップリング(初期の証拠), 2枚ともモノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---ラウンド折返表コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味)×2, 5時に〇□赤背景DECCA RECORDS, 表記されたジャケット番号:LXT 5474/LXT 5475, Price Code:なし, 背文字:なし(裏面にずれて印刷), ジャケ裏年号:R.S. 4-59-1508/6, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:4-59-1508/6(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:RS--Robert Stace Ltd. London, 2枚ともホタテ貝ペラタイプの最初期分, これより古いタイプ存在せず, original
トピックス:1958年4月3-7日ウィーン・the Sofiensaal, Vienna.・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:Erik Smith, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(モノラル)/Anthony Hawkins(ステレオ), 1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT 5474-5(バラ2枚・当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分モノラル・オリジナル, モノラルでも希少, ステレオ:SXL2064-5(ED1レーベル・同一デザインジャケット入り)にて初リリース・超高額, ステレオは当社未入荷(ドイツ盤が1度入荷したのみ), クーベリックの3回録音中の2回目録音, 1952年シカゴso.とのMERCURYへの初回モノラル録音→1958年ウィーンpo.とのDECCA録音(当録音)→1971年ボストンso.とのDGG録音, モノラル・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:ステレオが存在するとは言え、大変高価な盤だ。5000番号はE.クライバーのフィガロを例にとるように、まだモノラルの技術が勝っていた時期であり、例えステレオが発売されていても、モノラルがステレオに劣るということは一概に言えない。1958年頃の録音。クーベリック/ウィーンという黄金のコンビ。スラブ人であるクーベリックにとっても、この曲は理解を得ているはずだ。大きなダイナミックレンジを武器に、雄大なスケールで描かれた「我が祖国」。圧倒的音圧が醍醐味!! クーベリックには正規盤だけで5種類の「わが祖国」がある(LP発売は3種)。チェコ人であるクーベリックのライフワークとも言える品がこの「わが祖国」。1952年シカゴso.とのMERCURYへの初回モノラル録音→1958年ウィーンpo.とのDECCA録音(当録音)→1971年ボストンso.とのDGG録音→1984年5月バイエルン放送so.とのライブ(LP未発売)→1990年5月チェコpo.とのライブ録音(LP未発売)。なお1991年11月東京サントリー・ホールライヴもCDが出ている。演奏会を加えると更に多くの録音が存在するだろう。ラファエル・クーベリック( 1914 - 1996)はボヘミア(現チェコ西部)生まれの生粋のチェコ人である。指揮者として故国を代表するスメタナの傑作である連作交響詩「わが祖国」は生涯を打ち込むに足る作品に違いない。録音は多いが、有名であり特に評価が高いのはやはりウィーンpo.とのDECCA録音である。これは入荷が少なく、モノラルが3回、ステレオは未入荷の希少な録音である。時期も良く、ウィーンpo.ということもあり文句なしの名演である。クーベリックはこの月44歳、ウィーンフィルと曲の相性が良くないとの見方もあり、確かにボヘミア色は希薄で盛り上がりに欠けるという評価があるのは事実。しかしやはりウィーンフィルの音は美しい。美しさは音楽にとって重要である。少なくとも1971年ボストンso.とのDGG録音よりは多くの点で納得がゆく演奏ではないだろうか?また希少性も大変なものである。単にウィーンフィルというだけだと思われる方にはDGGのボストンso.を聴けば解かる。願わくばチェコpo.との1960年代録音があれば言う事はないが現実は思ったようにはいかない。クーベリックが人生を懸けて取り組んだ「わが祖国」。評価はお任せする。SXL 2064-5は10万円近い価格を覚悟するしかない。

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