[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / ハイドン:交響曲22番「哲学者」, 交響曲90番
商品コード: 1279-023
商品詳細:伸びやかで豊かな音楽が部屋中に拡がる、音楽を豊かにする高音質だ。このはずむような弦楽の音は、DECCAでしか出せないものだろう。颯爽としていて、爽やか、しかも密度のたっぷり詰まった品位の高い音質。曲は、モーツァルトにも少し似た軽快感のある22番とジュピターを思わせる90番。心弾む満足のいく一枚だ。見事なオーディオファイル。アンセルメ/スイス・ロマンドo.のスタジオ録音によるハイドン交響曲は「6つのパリ交響曲集」・82-87番(1962年4月録音)・SXL 6020-2と22/90番の8曲が全て.但し1949年7月11日に交響曲第101番「時計」のモノラル録音がある。スイス・アンセルメ協会~はこれら以外のDECCA未発売録音があるらしい,アンセルメ/スイス・ロマンドo.が決してハイドンを得意としたわけではないのだが、ここまでセンスの良い指揮者の手にかかればハイドンがモーツァルトの様によく弾み輝き出す。もう少しのんびり牧歌的な演奏がハイドンらしさかとも最初は思ったが、数分聴いてみればこれを超える演奏はないのかもと思えてくる。何をやってもピッタリ様になる指揮者である。ハイドンではアンセルメなりにゆったり構えた演奏なのだが、これがまた良い。ハイドンの交響曲をここまで美しい音楽だと感じたことはなかった。アンセルメという指揮者は天才なのだろう。これが最後のハイドンの交響曲録音となった。LPでは計4枚で全てとなる。これがシリーズVol.4。なお当番号にはED1レーベルは存在しない(エクセプション)。
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