[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / シューマン:交響曲2番Op.61, マンフレッド序曲Op.115

[ 1279-019 ] Ansermet Conducts Schumann, L'Orchestre De La Suisse Romande Symphony No. 2 Manfred Overture, Op.115

通常価格:¥ 4,400 税込

¥ 4,400 税込      



商品コード: 1279-019

作品名:シューマン:マンフレッド序曲Op.115, 交響曲2番Op.61--1. Sostenuto Assai - Allegro Ma Non Troppo-- | --2. Scherzo. Allegro Vivace-- 3. Adagio Espressivo--4. Allegro Molto Vivace
演奏者:E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6205
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・第3版】---大デッカ溝なしED3, Made in England by~, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1965・3時, Tax Code:J/T(1968年11月~1973年4月を示す)・レーベル印刷はK/T(1963年7月~1968年11月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-6849-3L/ZAL-68505W (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのLはGeorge Bettyes(ジョージ・ベティーズ)/WはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):C/K, 再補助マトリクス(9時):2B/31, 1960年代のスタンパーによる1969年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1/ED2レーベル存在する, これより古いステレオ・レーベル存在する, ステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(1W -2Wあり), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:イニシャルWのHarry Fisher(両面とも), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, ステレオ・第3版, 3rd issue for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル・タイプ】---表コートペラ, 2時に□黒背景DECCAロゴ, 表記されたジャケット番号:SXL 6205, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号表記ないが当ジャケである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London, ホタテ貝タイプ存在せず, 折返タイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, ステレオ・オリジナル・タイプ, original type for stereo
トピックス:1965年4月10日/5月7日スイス・ジュネーヴ・・ヴィクトリア・ホール(Victoria Hall, Geneval)にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Lock, プロデューサー:John Mordler, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1965年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA: LXT 6205/SXL 6205(ED1レーベル・当ジャケットタイプ入り)にて初リリース→1967年頃同一番号・ED2レーベル・当ジャケット入り→1969年同一番号・ED3レーベル・当ジャケット入り・当盤, これは第3版だがSXL 6205は当社初入荷の希少タイトル, ステレオ・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:アンセルメにとってシューマンの交響曲というのはイメージが湧かないと思われる。モノラル時代に1番(LXT 6205)、ステレオになってから2番を録音をしている。3番の録音はない。この2番が唯一のステレオ録音となる。シューマンの交響曲はロマン派を代表する作品として少なくない指揮者が全曲録音を行っている。しかし1950~60年代においては演奏される機会は少なく、そこまでメジャー交響曲とは言えない曲であった。それはベートーヴェンやブラームスに比べ作品の構造が強固ではないことが理由だろう。指揮者がある程度自身で補強をしないと演奏が難しい作品であるらしい。実はプレスもかなり少なかったようで当社でもシューマンの交響曲2番は初入荷となる。1番より2/3番の録音が少ないのも演奏の困難さが関係するのだろう。2番を聴いてみてこれはかなりアンセルメの手が入っているなと感じられた。というのもシューマンの交響曲2/3番という曲は何所かもやもやとしてはっきりしない気分が付きまとっていたからである。この演奏は実にすっきりしている。音符を取捨選択した後の様である。明晰でクリアーなのがアンセルメらしさであるから当然なのだが、この2番の後では他の演奏が霧の中のように感じられるに違いない。アンセルメの中でも特異な選曲であるシューマン:交響曲2番。ドイツ・ロマン派はあまり好みではなかったはずだが、これを聴く限り、アンセルメ流に上手く料理していて、これはアンセルメ版のスコアとでもいうべき演奏となっている。3番を録音しなかった理由は不明だが、思い切って2番をやってみたが限界を感じたのかも知れない。この録音はセールス的には成功はしなかったようである。但し決して駄作ではなく、かなり挑戦的録音だったといえる。

アンセルメの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)