[DECCA] I.ケルテス指揮ロンドンso. / ドヴォルザーク:交響曲6番Op.60, 序曲「謝肉祭」Op.92

[ 1279-010 ] Dvořák, Kertesz, London Symphony – Symphony No. 6 In D Major , Carnival Overture

通常価格:¥ 11,000 税込

¥ 11,000 税込      



商品コード: 1279-010

作品名:ドヴォルザーク:交響曲6番Op.60-- 1. Allegro Non Tanto-- 2. Adagio-- | --3. Scherzo (Furiant): Presto-- 4. Finale: Allegro Con Spirito, 演奏会用序曲「謝肉祭」Op.92
演奏者:I.ケルテス指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6253
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ中溝ED2, 10時にMade in England by~, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1966, Tax Code:K/T(1963年7月~1968年11月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-7325-1W/ZAL-7326-2L (ストレート小文字マトリクス・英DECCAタイプ), 英DECCA規格ステレオ製造を示すZAL-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはWはHarry Fisher(ハリー・フィッシャー)/Lは George Bettyes(ジョージ・ベティーズ)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):K/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1966年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1存在せず, これより古いステレオ・レーベル存在せず, ステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 2時に□黒背景DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6253, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)なし(C)1966, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London, 折返タイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1965年12月6-10日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1966年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6253(ED2の当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, ED1は存在せず, I.ケルテス指揮ロンドンso.は1963年~1966年にかけて交響曲全集をロンドン・キングズウェイ・ホールにて録音, 9番のみウィーンpo.との旧録音あり・1961年3月22-24日 ウィーン・ゾフィエンザール, ロンドンso.との全集はSXL 6044/6115/6253/6257/6288/6289/6290/6291にてリリースされた, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ケルテスは、1965年~1968年までロンドンso.の首席指揮者を務めておりドヴォルザークの交響曲については、1962年2月に全集録音がスタート、1965年12月に完結。シリーズ中6番は1965年に録音された。ED2レーベルが初出となる。8番以前はさほどメジャー曲ともいえなかったがケルテスの全曲録音を契機によく聴かれるようになる。ケルテスは1961年のウィーンpo.と新世界交響曲9番で、圧倒的に素晴らしい演奏を見せつけ成功させている。これを機と捉えたDECCA首脳陣がすぐさまケルテスに全曲録音をオファーしたのも充分に頷ける。しかしオケはウィーンpo.ではなく、当時P.モントゥーが首席指揮者(1961-1964)を務めていたロンドンso.。いかなDECCAでもウィーンpo.をそこまで独占できずやむを得ない選択だったと思われる。然もP.モントゥーは頻繁に米国を往来していて忙しい。ましてスラヴ作品であるドヴォルザーク全集録音を請け負うはずもなかった。結果ケルテス/ロンドンso.との全集録音という一大プロジェクトが始まった。時は1962年、DECCAのステレオ録音は安定期に入り量産体制も整い、誰もがステレオLPを購入できる時期になったばかり。DECCAとしてはこのプロジェクトに大いに期待をかけたはずである。ケルテスはロンドンso.をうまく掌握し、P.モントゥーでは不可能だったスラブ系交響曲の全集を完成させた。この全集はその後30年以上ドヴォルザーク録音のベストセラーを記録し、今以って不動の人気を保っている。全集録音途上である1965年、ケルテスはついにロンドンso.のシェフの座に付いた。モントゥーが1964年7月に亡くなったことによる。誰の目にも妥当な就任であった。これだけ高音質なドヴォルザークのシリーズは他に見当たらない。それだけでなく、ロンドンso.を振って普遍的なドヴォルザーク交響曲のスタイルを打ち立てた。いわゆる完全なスラヴ的な録音はこの録音以降主役の座から落ちてしまい、Supraphonではステレオによる全集録音は長年録音する指揮者が現れなかった。この当たり前のように良しとされていたドヴォルザークも本物ということだ。造形はすっきりとしているが、どこかに忘郷を感じさせる情感がある。ケルテスはハンガリー人であり、スラヴの感覚を理解できる指揮者であったことも幸いしているだろう。

ケルテスの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)