[DECCA] A.カンポーリ(vn) G.マルコム(pf) / ドホナーニ(クライスラー編):ハンガリー牧歌Op.32c, パガニーニ:奇想曲13, 20番, ラ・カンパネラ(クライスラー編)

[ 1279-003 ] Dohnanyi, Paganini, Campoli, Malcolm – Ruralia Hungarica / Caprice No. 13 In B Flat Major / Caprice No. 20 In D Major / La Campanella

通常価格:¥ 11,000 税込

¥ 11,000 税込      



商品コード: 1279-003

作品名:ドホナーニ(クライスラー編):「ハンガリー牧歌」Op.32a~3つの小品Op.32c | パガニーニ:24の奇想曲Op.1~第13番 変ロ長調Op.1-13, ~第20番 ニ長調Op.1-20, ラ・カンパネラOp.7(クライスラー編)
演奏者:A.カンポーリ(vn)G.マルコム(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LX 3115
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 10時にサークル型 LONG 33 1/3 PRM PLAYIG, , 12時にMade in England, フラット重量, 表記されたレコード番号:LX 3115, Tax Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・印刷はNとなっている・C/Tの方が古い, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA DRL 1620-2B/CA DRL 1621-2B (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル10"製造を示すCA DRL***で始まりレコード番号を含まない英国型専用専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):N/BB, 再補助マトリクス(9時):2/2, カッティング担当者:イニシャルBの Ron Mason(ロン・メイソン), 1950年代製造のスタンパーによる1953年頃製造分, 黒/金ツヤ内溝レーベル・フラット盤存在せず(LX シリーズは橙レーベル), これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K., , オリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返紙ペラ, 7時にサークル型 LONG 33 1/3 PRM PLAYIG, , 表記されたジャケット番号:LX 3115, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), 裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではあると思われる), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:W.R.Royle & Son LTD.London, 折返紙ジャケの最初期分, 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1953年4月9日ロンドン・ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオでのモノラル録音, 1953年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LX 3115(当装丁)にて初リリースと思われる, これは初年度リリース分のオリジナル, 入荷の少ない希少タイトル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:カンポーリは、10"に何点か珍しい録音を残している。DECCA社初期のスタープレーヤーで、正直言って、ライバルだったHMV社の弦楽奏者と比べると、DECCAは恵まれていた。特に、ドホナーニの「ハンガリー牧歌」は、7曲よりなる同名のピアノ曲Op.32aからの編曲で、管弦楽用もある。カンポーリは、折り目正しい英国紳士的なスタイルだが、大変優れた技巧の持ち主。しかし、それを表に出さず、あくまで曲の為にそれを用いる。さらに、格調の高さを兼ね備えたヴィルトーゾ! アルフレード・カンポーリ(1906 - 1991)は、イタリア・ローマ出身のヴァイオリニスト。 サンタ・チェチーリア国立アカデミアのヴァイオリン教師だった父から幼少時よりヴァイオリンを学ぶ。 1911年にロンドンに移住し、1919年にロンドン音楽祭のヴァイオリン・コンクールで優勝した。 1923年にウィグモア・ホールでデビューを飾り、ネリー・メルバやクララ・バットといった往年の名歌手たちの演奏旅行に随行した。 1930年代には、自らサロン・オーケストラを結成し、レコーディングや放送等を通じて名声を高めた。 第二次世界大戦後は1953年にカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たし、1956年にはロシアを訪問している。 1955年にはアーサー・ブリスのヴァイオリン協奏曲を初演した。 1986年に引退。ブリッジの名手としても知られた。カンポーリのスタイルはメロディックなフレージングと技巧的な見せ場を作るベル・カント・ヴァイオリン唱法と呼ばれる独自のものを確立した。当時欧州、特に英国では絶大な人気を誇ったヴァイオリン奏者であった。比類のないテクニックと全ての聴衆が彼を慕う理由でもあるポピュラー・タッチを持つヴァイオリン奏者である。今聴いても惚れ惚れするフレージングで聴くものを魅了する力を秘めた録音である。カンポーリが活躍した時代にはアカデミズムを基本とした演奏法はまだ時期尚早であり、サロン風味が濃厚な演奏が絶対条件であった。しかしこの録音を聴く限り、今の聴衆にも十分に受け入れられ、更には憧れの対象ともなり得る演奏である点を指摘したい。古い録音には必ず演奏史を考慮することが重要である。なおカンポーリをカンポリとするケースもあるが誤りではない。当社では従来の通りカンポーリで統一する。また「ラ・カンパネラ」はニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章のロンド『ラ・カンパネラ』のことである。リストは「ラ・カンパネラ」を4手のピアノ用に編曲している。クライスラーはヴァイオリンとピアノ用に編曲している。ヴァイオリンとピアノで演奏される「ラ・カンパネラ」は編曲者名がなくともクライスラー編曲版であることが普通になっている。「ラ・カンパネラ」は英語読みでクライスラー編曲版では「ラ・カンパネラ」と表記。「ラ・カンパネッラ」はイタリア語読みでパガニーニ原曲に関する際の表記であることが正しいが、現実にはしっかり区分けされず全て「ラ・カンパネラ」での表記が一般化している。

カンポーリの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)