[COLUMBIA] P.クレツキ指揮フィルハーモニアo. / ワーグナー:タンホイザー~序曲, ヴェヌス, トリスタンとイゾルデ~前奏曲, 愛の死

[ 1280-032 ] Paul Kletzki Conducting The Philharmonia Orchestra, Wagner –

通常価格:¥ 2,200 税込

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商品コード: 1280-032

作品名:ワーグナー:管弦楽曲集/歌劇「タンホイザー」~序曲, ~ヴェヌスベルクの音楽(パリ版) | 楽劇「トリスタンとイゾルテ」~前奏曲, ~愛の死
演奏者:P.クレツキ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1129
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 下部に目立たないテープ留めあり・裏面は目立つ
キズ情報:A面12時に微かに3+極小17回出る点あり→影響小さいが6とした
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---紺/金音符ツヤ中溝, 6時にMade in Gt Britain, グルーヴガード厚手(フラットとグルーヴガード厚手の切り替わり時期・中溝だがフラットではない), 表記されたレコード番号:33CX 1129, TAX Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XAX 342-2N/XAX 343-5N (ラウンド小文字スタンパー・英国EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国型・英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):M/GG, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃製造分, カッティング担当:イニシャルNは不明, 紺/金音符ツヤ中溝フラット盤の最初期分, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在すると思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), Long Playing 〇♬ 33 1/3 R.P.M. RECORD, 表記されたジャケット番号:33CX 1129, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・England, 印刷:Mardons, 共通デザインタイプ存在せず, 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1953年頃ロンドン・キングズウェイホールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1129(当装丁)にて初リリース, 1954年に紺/金音符ツヤ中溝レーベルは終了するが全てフラット盤ではなく後期になるとグルーヴガード厚手盤も出てくる(当盤), これは初年度リリース分の紺/金音符ツヤ中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤のオリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:パウル・クレツキ(1900-1973)はポーランド生まれのユダヤ系指揮者。1921年にベルリンに留学した。1933年にイタリアに行くが、ファシスト政権の反ユダヤ主義政策のためにソ連に逃れる。しかし今度は1936年にスターリンの大粛清を逃れて、スイスへの亡命を余儀なくされた。1950年代に入ると英国に定住し、英国HMVグループの録音に多く参加した。1954年-1955年ロイヤル・リヴァプールpo.の音楽監督を務めた。ポストにはほとんど恵まれなかったが録音は非常に多く、全て客演となる。チェコ人ではないがSUPRAPHONで初めて一人指揮者によるベートーヴェン交響曲全集を1964年~1968年にかけて録音した。あまり知られていないがエルネスト・アンセルメがスイス・ロマンド管弦楽団を1967年に勇退すると、後任の首席指揮者となったのがパウル・クレツキであった。クレツキは1967-1970まで務め、ヴォルフガング・サヴァリッシュに譲った。天下のHis Master's Voiceに多くの実績を残した指揮者である点は再評価されてしかるべきだろう。作曲家としてもフルトヴェングラーに認められるほどの成功を収めた。フルトヴェングラーは、クレツキを弟子として自邸に住まわせたほか、楽譜出版のブライトコップフ・ウント・ヘルテル社やジムロック社に推薦、更にベルリン・フィルを指揮させたりするなど非常に親しい関係にあったという。また1952-1955年までイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めている。1973年ロイヤル・リヴァプール・フィルとのリハーサル中に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。録音は驚く程多く、多岐にわたる職人的指揮者であった。プロコフィエフのような各声部が巧みに交錯したフォルムの曲も自身が作曲家である点を生かし、巧みな演奏を行っている。フィルハーモニアo.とはかなり多くの録音を行っていて、個性でアピールするタイプの指揮者ではない。逆に何でもこなせる職人的気質の指揮者。このワーグナーも誇張なく自然体だが音楽の機微を上手く表現した楽しめる演奏になっている。大人気ではいが必ず満足させてくれる上手い指揮者、それがパウル・クレツキ!

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