[DGG] F.フリッチャイ指揮ベルリンpo. 聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊. I.ゼーフリート(s) 他/ ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」, 序曲「エグモント」,「 レオノーレ3番」

[ 1282-054p ] Beethoven - Dirigent: Ferenc Fricsay / Berliner Philharmoniker ‎– IX. Sinfonie - Egmont-Ouverture - Leonore III

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商品コード: 1282-054p

作品名:ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」~Allegro Ma Non Troppo, Un Poco Maestoso--Molto Vivace-- Adagio Molto E Cantabile-- | --Presto, ベートーヴェン:エグモント序曲Op.84, レオノーレ序曲3番Op.72b
演奏者:F.フリッチャイ指揮ベルリンpo./聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊. I.ゼーフリート(s)M.フォレスター(a)E.ヘフリガー(t)D.フィッシャー・ディースカウ(br)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:138 002-3 SLPM
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:7/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面3時に極小2回+針飛び1回+小4回出る点あり, 第3面1時に微かに12回出るスレあり
レーベルタイプ:【ドイツでのステレオ・オリジナル・タイプ】---チューリップALLE内溝, STEREO ○○ST33, Made in Germanyの刻印, フラット重量, 表記されたレコード番号:SLPM 138 002/SLPM 138 003 , Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LAB 0548⁵ 138 002⁵A/LAB 0549³ 138 002³ BⅢ・138 003⁴ A/138 003⁵ B (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), 1960年代DGGステレオを示す138***で始まるものと別番号で始まる2種が縦2列にある専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):V L8 CG/K8 AU・G0 BC/M H0 WO S BA, 再補助マトリクス:なし・幅広面割マトリクスなし, カッティング担当:不明, ラウンドで幅広レコード番号マトリクスなし, 1958年11月/1958年10月・1960年7月/1960年8月製造のスタンパーによる1960年頃製造分, 旧番号存在せず, チューリップALLEレーベル・フラット盤の初期タイプ, これより古いレーベル存在せず, 4面とも1958年製造のマトリクス存在する, 最古レーベル・最厚プレスであるがマトリクス年が異なる, 更に古いマトリクス存在するがこれも旧字体である, モノラル存在する, RIAAカーヴである, DGG音源のDGG製作プレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), ノーマル・カップリング, ステレオ・オリジナルタイプ, original type for stereo
ジャケット:【ドイツでのステレオ・オリジナル・タイプ】---外周5面赤キャンバス箱, 6時に白字でSTEREO, 17ページのリブレット付, 表記されたジャケット番号:SLPM 138 002/3 STEREO, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・赤キャンバス背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:12/60(リブレット裏), 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:11/58(当ジャケットではないが同一デザイン・年号違い), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:不明・ドイツ製, オリジナル(ジャケ裏11/58があるが年号以外全く同じ), コンパチシールが付く場合もあるが土台が粗目の為取れてしまっていることが殆ど, 解説付き旧タイプ内袋入り(1958年分は糸縫いベロ付きに入る), ステレオ・オリジナル・タイプ, original Type for stereo
トピックス:交響曲9番:1957年12月28日/1958年1月2日/4月・序曲2曲: 1958年9月29-30日西ベルリン・ダーレム・イェズス・クリストゥス教会RIASスタジオにてモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1958年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年11月・モノラル:18512-3 LPM/ステレオ:138 002-3 SLPM(当装丁・リブレット裏11/58)にて初リリース, 入荷の大半がリブレット裏61年以降である(12/60はかなり早い)・11/58は27年間で1度しか入荷なし, これは1958年11月/1958年10月・1960年7月/1960年8月製造のスタンパーによる1960年頃製造の盤が1960年12月製造の箱に入るケースでオリジナル・タイプである(初年度ではない), フラット盤はリブレット裏60までしかないと思われる・かなり希少, 盤質の良い1958年プレスは滅多にない, 盤質7以上なら3万円近い価格, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:赤い布張の箱。第九は数あるが、これも極めて高水準で、大陸的な雄大な演奏。テンポもゆっくりだ。歌手陣も一流どころが揃う。音質もDGGらしく、音楽性の高さを失わない節度のあるステレオ音。この布張箱自体だけでも存在感を主張している。2枚ともフラット盤が初出だが殆ど見ない。1枚がフラットでも、もう1枚はGGというケースも多い。一連のベートーヴェンの中でもステレオ最初期の録音。音質だけでなく、極めて完成度も高い第九!フリッチャイがDGGに残したベートーヴェンは曲順に1・3・5・7・8・9番の6曲が全てで全曲録音できなかった・時期は1953年1月~1961年9月までと広範囲の時期で最初から全曲録音は考えていなかったと思われる。特に第1番 / 第8番はモノラル録音である。場所もベルリンとミュンヘンに分かれる。9番の録音は病の兆候が現れた1957/1958年でモノラル/ステレオで録音され、初期ステレオ盤はフラット盤でステレオ最初期の最も音質が良かった時期と重なりDGGの第9では最高傑作に数えられる。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウを起用しているが、ディースカウは殆ど第9の録音はなく、これが唯一の第九録音といえる(ライブを除く)。またこの「第9」がフリッチャイ/ベルリン・フィルによる初のステレオ録音であったという事実も重要である。録音当時43歳であり病気の兆候が演奏に影響していない最後の時期の録音だけに、当録音は返す返すも貴重であると言わざるを得ない。病気のため48歳の若さで他界してしまったフェレンツ・フリッチャイ(1914-1963)は今もって高い評価を失っていない数少ない指揮者。なおフリッチャイとベルリン・フィルが録音を行った1957年12月28日の直前に、EMIレーベルではクリュイタンスが同じ曲を同じ合唱団で録音していた(1957年12月10-17日)事実は見過ごされがちである。録音場所はイエス・キリスト教会とグリューネヴァルト教会で異なるものの、これだけ近接して同じ曲を録音するのは運命的な何かを感じる。ベルリン・フィルの音の傾向は同じだが指揮者とレーベルによりこれだけ大きく演奏が異なる点は不思議の一つとして記録されるべきだろう。

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