[ERATO] A.ケフェレック(pf) / バッハ:パルティータ2番B.826, 5番B.829, 半音階的幻想曲とフーガB.903
商品コード: 1282-011
商品詳細:1975年世田谷区民会館での録音。ERATO・日本ビクター共同制作。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭での度重なる来日でもお馴染みの人気ピアニスト、アンヌ・ケフェレック(1948~)はその美貌も手伝ってか、とにかく日本では人気で、男性クラシック・ファンから絶大な支持を得ている。---Wiki---ケフェレックはパリ生まれ。5歳の時からピアノを学び、1964年にパリ音楽院に入学。1965年ピアノ・クラスで一等賞を、翌年ジャン・ユボーの室内楽クラスでも一等賞を獲得し、パリ音楽院を首席で卒業。その後、更に研鑽を積む為、ウィーンに留学し、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デムス、そして特にアルフレッド・ブレンデルに師事。1968年、優勝者をなかなか出さないことで有名なミュンヘン国際音楽コンクールに於いて、審査員満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。1970年にウィーンでデビューし、翌年にはパリでデビュー。その後、ヨーロッパ、アメリカ、日本、カナダ等、世界各地でリサイタルを開き、また世界各国の主要オーケストラと共演。近年は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日)」音楽祭のメイン・ゲストとして来日も多く、フランス政府より芸術文化勲章オフィシエが授与されている。1970年ERATO録音のスカルラッティのソナタ集がデビュー録音で、その後シューベルト、ショパンのスケルツォ集と1970年代ERATOに新しいピアノのページを開いた。古いキャリアではないがケフェレックが人気なのも理解できる。これまでの因習から全く自由な表情で完全に自身のスタイルが既に完成している。デビューから既に新しい騎手としての躍進は決定されていたようなピアニストである。古典を尊重し、決して崩してはいないが自身の世界観がしっかり反映された演奏に徹する。これがいかに難しいことであるか。奇をてらった演奏なら簡単であるが評価はされない。この絶妙なバランスを上手くとって新しい聴き手に大いにアピールした演奏となっている。過去のパルティータ演奏には見られない技法を散りばめ、柔らかな音色で新しい扉を開いてくれる印象的な秀演。正にケフェレックのフランス人ならではの軽やかな独自性を示す録音で、中でも珍しい!
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