[RCA] A.ルービンシュタイン(pf) / ショパン:夜想曲集(19曲)

[ 1283-040 ] Chopin By Arthur Rubinstein ‎– Nocturnos Núms. 1 Al 10

通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      



商品コード: 1283-040

作品名:ショパン:夜想曲全集-1+2(10曲)/1番 変ロ短調 Op.9-1, 2番 変ホ長調 Op.9-2, 3番 ロ長調 Op.9-3, 4番 ヘ長調 Op.15-1, 5番 嬰ヘ長調 Op.15-2, 6番 ト短調 Op.15-3, 7番 嬰ハ短調 Op.27-1, 8番 変ニ長調 Op.27-2, 9番 ロ長調 Op.32-1, 10番 変イ長調 Op.32-2 | 11番 ト短調 Op.37-1, 12番 ト長調 Op.37-2, 13番 ハ短調 Op.48-1, 14番 嬰ヘ短調 Op.48-2, 15番 ヘ短調 Op.55-1, 16番 変ホ長調 Op.55-2, 17番 ロ長調 Op.62-1, 18番 ホ長調 Op.62-2, 19番 ホ短調 Op.72-1
演奏者:A.ルービンシュタイン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:630 507-8
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第3面8時に無音点あり
レーベルタイプ:【フランスRCAでのオリジナル】---薄アズキ/銀サークル外溝×2, アズキベースのRCA丸ロゴ, 10時にMade in France by "AREA" S.A., フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:E1LRC 187 R5/E1LRC 188 R2・E1LRC 189 R1/E1LRC 190 R2 (ストレート小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ), RCA規格のフランス・モノラル製造を示すE1LRC***で始まりレコード番号を含まない米国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, フランスのプレス専門会社のAREAプレス, 1950年代の米RCAスタンパーを用いた1958年頃の製造分, フランスRCAに旧番号存在せず, フランスRCAより先にLa Voix De Son Maître発売あり(FALP番号存在する), フランスRCAにこれより古いレーベル存在せず, RCAフランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 米RCA音源の仏RCA製作AREAプレス, 工場:(AREA s.a)Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris", フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスRCAでのオリジナル】---折返表コートペラ×2, 表記されたジャケット番号:630 507 (LM 2175)/630 508 (LM 2176), Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(フランスRCAでは当ジャケットである), 製作:société RCA S.A., 印刷:Bouchet-Lakara. Paris, 折返表コートペラタイプの最初期分, 当ジャケットがあ箱に入るタイプも存在するがこれはバラタイプ, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1949年6月28-29日/1950年9月26日米国ハリウッド・RCA Studios, Hollywood・での2回目モノラル録音, 米国では1952年頃Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA: LM-6005(2枚組)/LM 2175-6(バラ)で初リリース, フランスでは1953年ころ La Voix De Son Maître:FALP 210-1→FALP PM 30240-1, 1958年頃別ルートで仏RCA:630 507-630 508(当装丁)にて初リリース・当ジャケット2枚が箱に入ったタイプもある, 英国では1954年英HMV:ALP 1157/ALP 1158, 独ではELECTROLAから, 欧州は各国RCAからも発売された, スペインでは1960年頃La Voz de Su Amo:LALP 604/LALP 605で初リリース, 初回録音は1936-7年SP録音(全曲):1C 187-00162-3, 3回目は1965年8月30-31日RCAローマでのモノラル/ステレオ録音, 当録音の詳細不明, 編集:S.L.Barcelona, RCA音源は英国/フランスではEMI系発売と当該国RCA発売の2パターンある, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+,

商品詳細:ルービンシュタインには都合3回の夜想曲全集を録音している。これはSP(1936-7年)の後の1949-50年モノラルによる2回目録音である。最初のLP録音ともいえる。音源は米RCAだが欧州各国のEMIグループレーベルからも発売された。さすがに米LM盤では聴く気になれないが、これはフランス・プレス。音質は驚くほど良い。シングルジャケ2枚が同一デザイン×2。ステレオでは人気のパッとしないルービンシュタインだが、ホロヴィッツもそうであったように、初期のモノラル録音は別人のような演奏を聴かせてくれる。持ち前の少々大袈裟な表現は少々付いてまわるが、ピアノの音色は美しく、余韻がある。べったりしない情緒を醸し出す。当時の名人のみが成し遂げてきた二律背反を可能にしている。フランスではFALP 210-1でも発売されたが初期仏RCAの音質もなかなか良い。ジャケのデザインも英・仏とは異なる良い雰囲気を出している。有名なOp.9-2はVol.1に入る。夜想曲全集は現在21曲演奏されるのが通常だが当時は19曲とするのが普通だった。因みにここにはない夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)は映画『戦場のピアニスト』で用いられた。「Lento con gran espressione」という題でも知られる。また夜想曲第21番 ハ短調(遺作)が最後の曲。ルービンシュタインは1960年代のステレオばかりが出回っていて、RCAが売りたかったのも確かにそこなのだが、既に80歳に達した老人の余芸であったことを忘れてはならない。ステレオ録音のルービンシュタインは彼の人生の後半部分であって絶頂期とは言い難いのである。この2回目夜想曲全集が録音されたSP期の後期~モノラル期は間違いなく黄金期であり、ルービンシュタインという歴史に名前を刻んだ一人のピアニストの魂に触れることができる録音!

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