[Le Kiosque d'Orphée] C.ジャケ(pf) / チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39~7曲, シューマン:子供のためのアルバムOp.68~6曲, プロコフィエフ:子供の音楽Op.65~6曲 他

[ 1283-037 ] Albaum a la Jeunesse Chantal Jacquet

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1283-037

作品名:チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39~第1曲・朝の祈り, 同~第3曲・木馬遊び, 同~第4曲・お母さん, 同~第5曲・木の兵隊の行進, 同~第14曲・ポルカ, 同~第21曲・甘い夢, 同~第22曲・ひばりの歌, シューマン:子供のためのアルバムOp.68~第6曲・哀れな孤児, 同~第8曲・乱暴な騎手, 同~第12曲・従者ループレヒト(サンタクロース) , 同~第23曲・騎手の曲, 同~第28曲・思い出(1847年11月4日), 同~第40曲・北欧の歌(Gへの挨拶) | プロコフィエフ:子供の音楽Op.65~第1曲・朝, ~第3曲・物語, ~第4曲・タランテッラ, ~第6曲・ワルツ, ~第10曲・行進曲, ~第12曲・月が牧場に昇る, つかの間の幻影Op.22~第3曲 Allegretto, ~第10曲 Ridicolosamente, ~第11曲 Con vivacità, ~第12曲 Assai moderato, ~第14曲 Feroce, ~第17曲 Poetico, ~第18曲 Con una dolce lentezza
演奏者:C.ジャケ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Kiosque d'Orphée
レコード番号:K04/QCAJ
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 外周部に黄ばみあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/黒, 3時にstéréo G. Universelle 33 tours, グルーヴガード厚手, Rights Society:SACEM(後貼りシール), (P)なし, Price Code:なし, TAX Code:なし, マトリクス/スタンパー:MP KO QCAJ A/MP KO QCAJ B (手書き文字スタンパー・Le Klosque d'orphéeタイプ), Le Klosque d'orphée製造を示すMP KO***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1975年頃の製造分, 旧番号存在せず, 10"存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Le Kiosque d'Orphée音源のLe Kiosque d'Orphée制作プレス不明, 工場:不明, カッテング担当:不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表コートペラ, 表記されたジャケット番号:なし, Price Code:なし, 背文字:なし, (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Transcription Le Kiosque d'Orphée, 印刷:Imp. Renauldon .36100 Issoudun, これより古いタイプ存在せず・ジャケットは1種のみ, オリジナル, original
トピックス:1970年代初期パリでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1975年頃Transcription Le Kiosque d'Orphéeによりコピーライト登録・同年Le Kiosque d'Orphée:K04/QCAJ(当装丁)にて初リリース, これは1回限りの少量ロットプレスで自費出版のようなレコード, プレスもプライベート盤に近いものがある, Le Kiosque d'Orphéeは演奏者が代金を払いプレスを行う自費出版レーベルでプライベート盤と似たようなシステム, その為プレスは僅かで2度と入手できない可能性が濃厚!シャンタル・ジャケ(Chantal Jacquet)は大物ピアニストの弟子でそのピアニズムは師匠譲りの鮮やかなスタイル!選曲も良い!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+, シューマンの子供のためのアルバムOp.68~第41曲と表記は第40曲の誤植あり, 一期一会のLP!

商品詳細:「若者の為のアルバム」と題された子供を素材としたロマン派以降の4作品。ピアニストのシャンタル・ジャケに関しては一昔前は一切の情報がなかったが、近年になってパリ音楽院の方面から情報が見付かったので御紹介したい。恐らく本邦初公開となる詳細情報になると思われる。シャンタル・ジャケ(Chantal Jacquet)は1946年フランス生まれの女性ピアニスト。フランス中部のブールジュに生を受けると地元ブールジュ国立音楽院の初等科で学び、14歳の時には文化大臣メダルを授与される。15歳でパリ音楽院に入学すると何故か打楽器科に所属(卒業論文も打楽器について)したが、同時にモニク・アースからピアノを師事していた。19歳からはA.v.バレンツェン、M.ブルショルリと、またしても凄い実力者たちから指導を受けており、フランスの女性ピアニストの正統たる系譜を脈々と受け継いでいく。卒業後はジャン=フランソワ・パイヤール、ピエール・ブートリー、ピエール・ブーレーズなど当時を代表する指揮者と共演すると共に、幾つかの国際コンクールでも優勝したらしい。また、教育功労章を二度受賞するなど指導者としての功績も多い。録音として確認出来ているのは「若者の為のアルバム」(当盤)、リストのPf編曲によるバッハOrg曲集、ピアノ小品集(ベートーヴェン、リスト、ドビュッシー)の3枚のみ。しかし、いずれも詳細は不明で、恐らくメジャーで流通した録音ではないと思われる。当盤も、どの様な経緯で録音されたのか全くもって不明な一枚だが、内容は抜群。いかに実力があっても職業音楽家として、とくにレコード文化において成功できた人は一握りである事を考えさせられる。ジャケット写真の表情の様に、硬質で芯のある明快なピアニズムを持ち、華やかで明瞭な音に耳を奪われる。無名で終わるには惜しいピアニスト。ピアノ好きの多い当社のお客様ならきっと注目していただける内容と確信する。販売したのは殆どプライベート・レーベルに近い、超マイナー・レーベルの『Le Kiosque d'Orphée』(現在は閉業)。レーベルというよりは自費出版を請け負う出版社に近い企業だったのではと思われる。1950年代後半頃にジョルジュ・バタールによって設立され1970年代までにフォーク、伝統音楽、ポップス等、多種多様なジャンルをリリースしながら、クラシックにおいては前衛作品や実験作品を中心に、非常に小規模な版でリリースしていた。レコード文化の裾野が広いフランスらしいレーベルと言える。

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