[Le Club Français Du Disque] E.グラチス指揮ミラノ・ポメリッジo F.モンタノーロ, F.レヴィ, B.ヴァイタリ(vn) / コレッリ:合奏協奏曲Op.6~4曲
商品コード: 1283-031p
商品詳細:エットーレ・グラチス(1915 - 1992)はイタリア・ラ・スペツィア生まれの指揮者。パルマ音楽院でヴァイオリンを学んだ後、ヴェネツィア音楽院でピアノと作曲を学ぶ。更にキジアーナ音楽院で作曲をジャン・フランチェスコ・マリピエロ、指揮法をアントニオ・グァルニエリに師事し、1942年からベネデット・マルチェロ器楽アンサンブルの指揮者として活動を始め、1948年まで務めた。1948年~1950年まではフィレンツェ五月音楽祭の首席指揮者、1950年から1959年までミラノのポメリッジ・ムジカーリの指揮者、1959年よりヴェネツィアのフェニーチェ劇場の音楽監督を歴任し、かつての母校であるヴェネツィア音楽院でも教鞭を執った。また、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団など各地のオーケストラに客演している。アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリと協演した協奏曲(ラヴェル、ラフマニノフ第4番)、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」、ガエターノ・ドニゼッティのオペラ「ドン・パスクワーレ」などが有名である。1972年ARCHIV PRODUKTIONに コレッリ:合奏協奏曲作品6(全12曲)をナポリ・スカルラッティ管弦楽団と録音していて、コレッリのスペシャリストらしい。アルカンジェロ・コレッリ( 1653 - 1713)はイタリア・教皇領、フジニャーノ生まれの作曲家。合奏協奏曲、トリオソナタ、ヴァイオリンソナタで知られる。アレッサンドロ・スカルラッティより7年、アントニオ・ヴィヴァルディより25年、ジョージ・フレデリック・ヘンデルより32年年長にあたる。合奏協奏曲集はOp.6の12曲で全てと思われる。ジャケット表記に作品名の記載はないが、Op.6からの4曲で間違いないと思われる。中でも第8番は『クリスマス協奏曲』として有名。ペルゴレージなどの録音も多い。1961年頃の録音と思われる。
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