[Le Club Français Du Disque] J.C.ペヌティエ(pf) K.リステンパルト指揮ザール室内o. / モーツァルト:Pf協奏曲23番K.488, Pf協奏曲15番K.450
商品コード: 1283-024p
商品詳細:これがモーツァルトのピアノ協奏曲の決定盤!と呼ぶに相応しい、ペヌティエ/リステンパルトのステレオ・プレス。リステンパルトはDF時代から多くのレーベル(3/4種)に録音があり、そのどれもが今となっては録音史における遺産とも言えるもの。この人は協奏曲において特異な能力を見せる。ピアニストのジャン=クロード・ペヌティエは1942年生まれで、この録音時は25歳前後と若手だったがリステンパルトに見込まれただけあって流石の表現力を持つ。1961年にロン・ティボーで二位、この録音の後、1968年のジュネーヴ・コンクールでも一位なしの二位になっている。またリステンパルトはソリストの実力を100%以上引き出す優れた指揮者であったことが窺える。何か特別な能力があったようだ。数多のモーツァルトPf協の中でも特筆に値する素晴らしい内容!掛け値なしの名演!Le Club Français Du Disqueで通常見かける3桁のモノラル/ステレオの同一番号は存在せず、ステレオのみ2389の4桁番号1種で発売された。当番号にモノラルは存在せず、389という番号も存在しない。リブレットは元々存在せず、別売又は特典PR冊子CADENCES 29号が当盤の解説になる。Le Club Français Du Disqueも1966年頃の録音からステレオのみ発売というケースが登場する。いずれにしろ、二度と演奏不可能なモーツァルト的な世界が展開する見事なPf協奏曲。カール・リステンパルト(1900- 1967)はこの録音の8ヵ月後の1967年12月に亡くなり、ほどなくしてリステンパルトと共に発展したLe Club Français Du Disqueレーベルも閉鎖された。
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