[DECCA] J.ミショー(s) L.d.ルカ(t) A.ヴォルフ指揮パリ・オペラ・コミックo.cho. / マスネ:歌劇「マノン」~抜粋
商品コード: 1283-005
商品詳細:ジャニーヌ・ミショー( 1914 – 1976)はフランスを代表するリリック・ソプラノとして活躍したオペラ歌手である。トゥールーズに生まれ、地元の音楽院で声楽を学んだ後、パリ音楽院に進学した。1933年11月16日にオペラ=コミック座においてギュスターヴ・シャルパンティエの《ルイーズ》でラ・プリウーズ役でデビュー。その後は、カミーユ・エルランジェの《ポーランドのユダヤ人(Juif polonais)》でロワ役や、イベールの《アンジェリーク(Angélique)》の隣人役を演じたほか、ドリーブの《ラクメ》やグノーの《ミレイユ(Mireille)》で端役を演じた。わずか21歳で、エルネスト・アンセルメによりアムステルダムで上演されたドビュッシーのオペラでメリザンド役に選ばれた。その活躍を見た、ピエール・モントゥーやエーリヒ・クライバーに招聘され国際的な名声を得た。戦後になると活動の場を世界の舞台に求め、ミラノ・スカラ座やブリュッセル・モネ劇場、ロンドン王立歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、シカゴ・リリック・オペラからの招聘に応じて、《ペレアスとメリザンド》や《ロメオとジュリエット》のヒロインのほか、《マノン》のタイトルロール、《ファウスト》のマルグリット役を演じた。とりわけ18世紀のフランス・バロック作品や、ラヴェル、ドビュッシーは独壇場であった。1961年からパリ音楽院やザルツブルク・モーツァルテウム大学で声楽教師を務めた。1968年5月にルーアンで《魔笛》のパミーナ役を演じたのを最後に、舞台から勇退した。ミショーの声は一度聴いたら忘れない程の可憐で澄んだ声質。通常のオペラ歌手のような強さだけでなく、弱さも的確に表現できる天性のモノを持っていた。日本でも人気は高い。ミショーのLPは12"より10"が多い。これはスイス生まれテノール歌手リベロ・デ・ルカ(1913-1997)と共演した1951年録音の「マノン・レスコー」からの抜粋で素晴らしい音質である!全曲盤はLXT 2618-20でリリースされた。10"のハイライト盤はLW 5203/LW 5204のバラ2枚が色違いのジャケットに入り発売された。ジャン=クリストフ・ブノワ/ギイ・ゴンダン版使用。これはそのVOl.1。
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