[MELODIYA] D.オイストラフ(vn) E.ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo. / ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲1番Op.77
商品コード: 1283-001
商品詳細:D 03658という12"の番号もあるが10"と同年発売と思われる。その後、コーガンも入れた曲。1948年の作で、D.オイストラフに献呈された。この録音は、初演と同一メンバーで1956年11月30日(11月18日説もあり)のLPの為の録音。初演の録音は存在しない。コーガンの名演も控えているが、初演メンバーの強みがあり、単なるドキュメントを超えて、作曲者の意志が、時空を超え、伝わってくるような気がする。迫力は満点。オイストラフはロシア作品、特に献呈された作品での存在感はぐっと高まる。ショスタコーヴィチの傑作の一つで、初演は1955年10月29日、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー交響楽団、ヴァイオリン独奏ダヴィッド・オイストラフにて行われた。1955年12月31日、オイストラフはミトロプーロス指揮のニューヨーク・フィルハーモニックでアメリカ初演する際のインタビューで「交響曲第10番に酷似した最新の作品」との発言を残している。なお作品番号はOp.77だがCDのタイトル表記やコンサートのプログラムなどではOp.99とされるケースが多い。これは、作曲時期と発表時期のずれに起因するものである。1955年に曲が出版された際は、当時出版されていた曲の続き番号であるOp.99として出版されていた為である。ところが、作曲の経緯が分かった後、実際の作曲年代に合わせてOp.77に変更された。ちなみにOp.99は、改めて映画音楽「第一軍用列車」に割り当てられた。当社ではOp.77で統一する。
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