[Le Club Français Du Disque] T.シュティヒ・ランダル(s) J.ボノー(pf) / モーツァルト:歌曲集(7曲)

[ 1284-026p ] W. A. Mozart / F. Schubert - Teresa Stich-Randall, Jacqueline Bonneau – Lieder

通常価格:¥ 22,000 税込

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商品コード: 1284-026p

作品名:モーツァルト:歌曲集(7曲)/すみれK.476, 夕べの思い K.523, 夢の姿K.530, おいで、いとしのツィターよK.351, 春への憧れK.596, クローエにK.594, 別れの歌K..519 | シューベルト(9曲):音楽に寄せて Op.88-4 D547, 野ばら D.257, 君こそわが憩いOp59-3 D. 776, 笑いと涙Op.59-4 D.777, 鱒 Op.32 D.550, 春の信仰Op.20-2 D.676, アヴェ・マリアOp.52-6 D.839, 憩いなき愛Op.5-1 D.138, 夜と夢Op.43-2 D.827
演奏者:T.シュティヒ・ランダル(s)J.ボノー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Club Français Du Disque
レコード番号:250
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面4時にカサ音が極小1回出る溝スレ, B面1時に無音軽スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---水色白/黒浅中溝, 5時にMade in France(縦表記), フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:N2 CA 500-凶/N2 CA 501-П (手書き文字スタンパー・Le Club Français Du Disqueタイプ), Le Club Français Du Disqueモノラル製造を示すN2 CA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, M6スタンパーはなくPathéプレスではない, 1960年代後期スタンパーを用いた1961年頃の製造分, 深中溝レーベル存在せず, フラット盤の最初期分, これより古いレーベルは存在せず, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, Le Club Français Du Disque音源のLe Club Français Du Disque制作プレス, 工場:不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---両面紙ペラ, リブレット欠(在庫なし), 表記されたジャケット番号:250, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷記録上で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Le Club Français Du Livre, 印刷:不明・フランス製, 廉価タイプも存在するが同時期と思われる, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷3度目の希少タイトル】---1961年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1965年頃Le Club Français Du Livreによりコピーライト登録・同年Le Club Français Du Disque:250(当装丁)にてモノラルのみ初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, MUSIDISC:30RC 746は疑似ステレオの再版, 欧州ではMUSIDISC以外に再版はないと思われる, 内容は第一級, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:A面がモーツァルト、B面がシューベルトという構成の歌曲集。S・ランダルの最も優れた録音の一つだと思う。特にモーツァルトは、他にFNACから出ている。'56年プロヴァンス音楽祭のライブで、ロスバウトのPf伴奏で入れた3曲があるのみ、うち「夕べの想い」が曲としてはダブるが、オペラ・アリアがほとんどのランダルにあってもどちらも貴重な録音と言える。彼女の強い個性が少し抑えられ、作曲家に寄り添う姿勢が見られる。B面のシューベルトもまた見事。多くのリーダーLPの中でもスーパーな一枚。テレサ・シュティッヒ=ランダル(1927-2007)は米国生まれのソプラノ歌手。後にドイツに帰化した。生地の音楽学校とコロンビア大学で学び、在学中から舞台に立ったが、本確定なデビューは1949年、トスカニーニ指揮による「アイーダ」の放送録音だった。1951年に渡欧し、フィレンツェ五月祭に出演して成功、ウィーン国立歌劇場を拠点として活躍、アメリカ人として初めてオーストリアの宮廷歌手となる。モーツァルトのリリックな役からイタリア・オペラまで広いレパートリーを持つ。1959年に来日している。ランダルの声質は非常に特徴的であり、歌い方もかなり個性的なので好き嫌いが出るところではあるが、好きな方が多いことが事実。唯一無二という言葉がランダルほどしっくりくるソプラノも少ないだろう。一度聴いたら忘れられない声なのである。WESTMINSTERなどにもモーツァルトの録音が存在するものの、片面全部にモーツァルトの歌曲が7曲も入るLPはLe Club Français Du Disqueの当盤だけである。B面にはシューベルトの歌曲が9曲。ピアノ伴奏は全てジャクリーヌ・ボノー(1919-2007)。1950年代初期からDECCA、Pathé、Ducretet Thomson、Le Club Français Du Disqueなどに録音を残す女性ピアニスト。ランダルの良さは非常に滑らかな硬質に尽きる。絹のような、ビロードの如くなどの言葉はこの声を表現するためにあるといって過言ではない。相当に訓練された歌唱法を身につけているはずだが、全く自然体でありながら長期に熟成されたワインのようにツヤがあり、艶めかしくもある。そのお色気は何所までも健康的であり、気品さえ感じる。本当に唯一無二のソプラノ歌手。それがテレサ・シュティッヒ=ランダルである。このLPはその中でも全編歌曲を歌った極上の1枚!再版のMUSIDISCでは半分も良さが理解されないだろう。

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