[ERATO] M.ボグネール(pf) K.リステンパルト指揮ザール放送室内o. / モーツァルト:Pf協奏曲25番K.503, 27番K.595
商品コード: 1285-018
商品詳細:リステンパルトが振ったモーツァルトはソリストに関係なく全てがぴたっと決まってしまい、ソリストでさえ実力の200%を引き出される熱い時間が流れる。しかし、このソリストはまさにモーツァルトを弾く為の女性。リステンパルトでなくとも水準以上となるはずだが、この2人のコラボレーションはクリュブ・フランセの時と同等か、それ以上。ERATOの力のある低音も凄い。ボグネールは今年になって突然CDで存在を知らしめた。ステレオ・STE 50281、音楽愛好家はモノで決定!美形だった。ミシェル・ボグネールは1941年フランス・リヨン生まれの女性ピアニスト。パリ音楽院では、ピアノをウラドペルレ・ムターに、室内楽をジャック・フェヴリエに師事。17歳でジョルジュ・エネスク・コンテストで第2回グランプリを獲得。PHILIPS、ERATOなどに多くの素晴らしい録音を残してきた。2010年代に入り新生ディスコフィルフランセにCDでモーツァルトのPf ソナタ全集を録音し一躍注目を浴びた。リステンパルトとのモーツァルトはこの1枚だけで貴重。最初の一音でこの録音はいいと理解されるだろう。ソロピアノが入らなくても一音がすでにモーツァルトを語る。ボグネールのソロはオケに負けないボリュームを持ちながら、デリカシーと優しさを秘めている。これぞフレンチピアニズム。ソロを聴いているだけで綺麗な女性が弾いているらしい想像がつく。第一級の協奏曲に仕上がっている。ボグネールの本質をこの1枚で体感できる。ここに全てがある、それはボグネールの可憐な美しさ、リステンパルト/ザール放送室内o.の圧巻のモーツァルトらしさ。そしてモーツァルトという天才が創作した傑作協奏曲。
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