[Le Chant de Monde] L.コーガン(vn) K.コンドラシン指揮ソビエト国立so. / プロコフィエフ:Vn協奏曲2番Op.63
商品コード: 1285-003
商品詳細:MELODIYA録音だが、この仏プレスは再生が容易で音も良い。'50年代らしいリアルなVnが飛び出してくる。メジャーな曲ではないが、コーガンの暗調なVnがこの曲を盛り上げる。時に突き刺さるかのような鋭い音を出すコーガンのVnは、やはり何とも言えない魅力がある。エネルギーが強いので、どんな環境でも充分な再生音が得られるだろう。今や世界的に大人気のコーガン。英国盤には天文学的価格のLPもある。これは彼にしては珍しい、ロシア作品の純ロシア録音!最も信頼のおける演奏だろう!これが最初のMELODIYA録音で旧ソ連では1956年10"・Д 3190で初リリースされた。フランス盤はトレースが容易でしかも音質が良くお勧め!なんといってもコーガンの美音を持ってすればどんな曲でも無敵である。難曲で知られるが第2番はパリで初演することを意識した為、初期ほどグロテスクな表現は控えられている。実際の初演は1935年にスペイン・バルセロナでロベール・ソエタンのヴァイオリン独奏とエンリケ・アルボス指揮マドリード交響楽団によって行われた。コーガンは当時初演のフランス人ヴァイオリニストのロベール・ソエタンのヨーロッパ各地を巡る演奏旅行に同行していた。ヤッシャ・ハイフェッツがこの作品をモノラル時代とステレオ時代に一度ずつ録音し、作品の知名度に貢献した。コーガンは初演を聴いており、1955年モスクワで録音。コーガンの剛と柔を合わせ持った音によりプロコフィエフのVn協奏曲が上品にさえ感じられる効果をもたらしている。完璧なイントネーションとボーイング・テクニックを特徴とするコーガンらしさが詰まった録音。1956年頃バージル・キャメロン(指揮)ロンドン交響楽団と2回目録音を行っている(33CX 1395)。
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