[SUPRAPHON] V.ターリヒ指揮チェコpo. / ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」

[ 1287-064t ] Dvořák - Czech Philharmonic Orchestra, Václav Talich ‎– Symphony N° 9 In E Minor „From The New World"

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1287-064t

作品名:ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」/-- I. Adagio. Allegro Molto.-- II. Largo-- | -- III. Scherzo-- IV. Allegro Con Fuoco
演奏者:V.ターリヒ指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUA 10128
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様の第3版】---青金輪, 6時に青色でMade in Czechoslovakia, フラット重量, Rights Society:記載なし, 英語表記輸出仕様, Ⓟなし, Price Code:H(Kčs 44, –), スタンパー/マトリクス:VM 672 Z 1B3A/VM 673 R 1A1A (ラウンド小文字マトリクス・SUPRAPHONタイプ), チェコ録音モノラル製造をを示すVM***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, , Copyright Year Code(初リリース年を示すイニシャルレーベル登録年号で1954–1964の間存在する):なし, Manufacturing Date Code (実際に製造された年/月を示す・ない場合はCopyright Year Codeと同年):なし(不明), 1950年代製造のマトリクスを用いた1960年の製造分, 旧番号存在する, 旧番号に赤青/白レーベル存在する(1956年頃), これより古い輸出仕様レーベル存在する, フラット盤の初期分だが初年度分ではない, 輸出仕様最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, Manufacturing Date Code:56が存在すると思われる(未確認), ステレオ存在せず, RIAAカーヴであるか不明, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様の第3版, 3rd issue for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様の第3版】---折返両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:SUA 10128, Price Code:なし, , 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 輸出仕様, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない:旧タイプあり), 製作:Supraphon A. S., 印刷:記載なし・チェコ製, 輸出事務所:Prague Artia, 旧番号にLPV 264が存在する(同一デザイン), 輸出仕様ではビル群イラストの旧デザイン存在する, 当デザインにも折返ツヤペラタイプが存在する, これより古い輸出仕様存在する, 輸出仕様の第3版, 3rd issue for export
トピックス:1949年プラハ芸術家の家(ルドルフィヌム)ドヴォルザーク・ホールのSUPRAPHONスタジオでのモノラル録音, 1955年頃Gramofonové Závody/Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年SUPRAPHONから国内仕様:DV 5237, 1956年頃輸出仕様:LPV 264(赤青/白レーベル・フラット盤・ビル群イラストの旧デザインジャケット入り)にて初リリース→1959年頃同一番号・青金輪レーベル・フラット盤・当デザイン・折返ツヤペラジャケット入り→1960年頃SUA 10128・青金輪レーベル・フラット盤・当デザイン・折返両面コートペラジャケット入り(当盤)→1963年頃SUA 10128(青SCレーベル・グルーヴガード厚手盤・当デザインジャケット--このまま1970年代まで再版される, ジャケット含め数種のヴァージョンが存在するが当青金輪フラット盤なら初期プレスとして期待以上の音質である, 1959年と1960年プレスは同一レーベルだが番号が変更される, 初出の赤青/白レーベルは青金輪フラット盤より音質の点で劣るかもしれない, 歴史的名演であり圧倒的モノラルHi-Fi高音質録音, 演奏::★★★★★+, 音質:★★★★★, これを超える演奏は殆どない, レコードの価値も簡単には減じることのないLP!

商品詳細:この曲の原点的録音。ジャケットのバージョンも複数ある。1949年の古い録音とは信じがたい、圧巻の音質。ステレオと比較しても見劣りしないどころかモノラルの凄みを改めて感じる偉大な録音。これが本家本元の演奏であり、頂点に君臨する名演であることに揺らぎはない。指揮者ターリヒが消えて、ドヴォルザークその人が浮かんでくる演奏だ。ドヴォルザークが新世界に込めた思いが素直に伝わってくる自然な迫力。この名演の存在があまりに大きかったため、チェコでは以後1961年のアンチェルまで誰も「新世界より」を録音しなかった。アンチェルは初のステレオ録音という点で初めてこの曲の録音を行うことができたのである。同じ土俵でこの演奏に勝るモノラル録音はどこにもない。尚作品について、ドヴォルザークは1892年、ニューヨークにあるナショナル・コンサーヴァトリー・オブ・ミュージック・オブ・アメリカ(ナショナル音楽院)の院長に招かれ、1895年4月までその職にあった。この3年間の在米中に、彼の後期の重要な作品が少なからず書かれている。作品95から106までがそれである。日本においてはベートーヴェンの交響曲第5番『運命』、シューベルトの交響曲第7(8)番『未完成』と並んで「3大交響曲」と呼ばれることもある。『新世界より』という副題は、新世界アメリカから故郷ボヘミアへ向けてのメッセージ、といった意味がある。全般的にはボヘミアの音楽の語法により、これをブラームスの作品の研究や第7・第8交響曲の作曲によって培われた西欧式の古典的交響曲のスタイルに昇華させている。アメリカの黒人の音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、「新世界から」故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われている。初演は1893年12月16日、ニューヨークのカーネギー・ホールにて、アントン・ザイドル指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック協会管弦楽団による。初演は大成功だったと伝えられている。日本初演は1920年12月29日、東京の帝国劇場において、山田耕筰指揮、日本楽劇協会によって行われた。ドヴォルザークがアメリカ行きを決意しなければ生まれなかった曲であり、「新世界より」が無いドヴォルザークに果たして作曲家としての地位があったか疑問である。世界は繋がっている。そう実感させられる名曲である。

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