[SUPRAPHON] ヴラフQt. / ベートーヴェン:SQ1番Op18-1, 6番Op.18-6
商品コード: 1287-052p
商品詳細:1949年プラハ音楽アカデミーの卒業生によリ結成したヴラフ四重奏団。4人ともV.ターリヒが創設したチェコ室内o.のメンバーであった。チェコ最大の巨匠であるターリヒ自身の指導を受けた彼らの実力は国外からも認められ、異例にも1950年代からドイツELECTROLAにモノラル録音がある。録音は1955年から存在し、日本でもチェコの四重奏団の中で最大の人気と支持を得ている。彼らのベートーヴェンに着目してみると、意外にも1960年代までに4/5番、7番、14番の3枚4曲しか録音がない。1970年頃2/3番を録音しOp.18を完成させようとした節が窺える。そして初入荷の1/6番が1970年の録音。この録音を以てOp.18の1~6番が揃った。中後期の録音が乏しいのは残念だがリーダーで第1Vnのヨゼフ・ヴラフは指揮者としても多忙を抱えていたことを考えると、曲数の多いベートーヴェンには消極的にならざるを得なかったのだろう。青/銀1本線になってから2枚のOp.16が発売されたことからOp.18が完結した事実を知らない方が大半だろう。滋味深くどっしり落ち着き、味わい深いこの演奏が1970年頃の録音と誰が信じるだろう。時代や技術が変化しようともヴラフQt.の音楽性はいささかも揺らがない。全SUPRAPHON中でも最高ランクのベートーヴェン初期番号だろう。
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