[SUPRAPHON] プラハQt. / ベートーヴェン:SQ10番Op.74「ハープ」, 11番Op.95「セリオーソ」
商品コード: 1287-051p
商品詳細:チェコSUPRAPHONほど多種多様な弦楽四重奏団を抱えていたレーベルもない。弦の国と言われる所以である。驚くべきは、どの団体もかなり高い水準を持っていて、更に個性的であることだ。プラハQt.は1956年プラハso.のコンマスであったB.ノヴォトニーをリーダーとして創設。第1Vn:ブラチスラフ・ノヴォトニー、第2Vn:?・リヒター、Va:?・シマチェク。Vc:ズデニェック・コニチェックの4人が創設メンバー。1957年に第2Vn:カレル・プジビル、1960年にはVa:ヤロスラフ・カルロフスキーに交代する。1970年代はVaとVcが交代している。ノヴォトニーはチェルニーの教え子で、チェルニー自身が1920年に組織した旧プラハQt.に1951-55年まで在籍していた。その後ノヴォトニーが新プハラt.を立ち上げた時まだ旧プラハQt.は存在していたため当初プラハ・シティQt.としていた。1965年にプラハQt.に改名。現在ではプラハQt.といえばこの団体を指す。は'70年代にバッハの無伴奏の全曲録音を出した数少ないヴァイオリニスト。アンサンブルとしては、非常に瞬発力のある、反応の素早いタイプ。一聴したところでは鋭い切れがあり、一方でチェコの団体らしく、たっぷりした潤いも保つ。音質も良い。この録音は1967年なのでメンバーは、ノヴォトニー/プジビル/カルロフスキー/コニチェックの4人である。ノヴォトニーはソリストとしても多くの録音があるチェコでもトップヴァイオリン奏者の一人。1965年に初来日している。ノヴォトニーのいかにもチェコ人らしい繊細で艶やかな弦の音が4人に広がった性質の団体であり、芸格は非常に高い。
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