[MELODIYA] T.ニコラーエワ(pf) / ショパン:24の前奏曲Op.28

[ 1287-042n ] Tatiana Nikolayeva, Chopin – Preludes

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商品コード: 1287-042n

作品名:ショパン:24の前奏曲Op.28/ 1. In C Major~14. In E Flat Minor | 15. In D Flat Major~ 24. In D Minor
演奏者:T.ニコラーエワ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:C10 19349
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面2時に微かに10回程度感じる面スレあり→7
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---赤/黒ゴシック, STEPEO ○○33, Made in USSR, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:C10 19349 004, ГОСТ 5289-80, TУ-なし, Repertoire group:Втораягp , Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:C10-19349 2-1 /C10-19350 2-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1980年代製造のスタンパーによる1983年頃の製造分, プレ・ステレオ/DL/SLレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレス世代である(色違いゴシックレーベルはある), ГОСТ 5289-80が最初(当盤), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA制作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), Made in USSR, 表記されたジャケット番号:C10 19349 004, Price Code:なし, 背文字:あり(水色・白背景), (C)1983, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt.なし Закなし, 製作/印刷:Московский Опытный Завод «Грамзапись», オリジナル世代, original generation
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1982年モスクワでのステレオ録音, 録音技師:Mikhail Pakhter, プロデューサー:N. Zakhariev, 1983年MELODIYA:C10 19349(当装丁)にて初リリース, 当社初入荷の希少タイトル!圧巻の名演!これが初録音で2度目の録音はLP時代にはない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ロシア・ピアニズムのファン又はバッハファンならタチアナ・ニコラーエワ( 1924-1993)はご存じだろう。モスクワ音楽院に入学してアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルとエフゲニー・ゴルベフに師事。1950年に、バッハ没後200周年記念のライプツィヒ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて優勝。当地に出席していたショスタコーヴィチと、生涯にわたる親交を結んだ。ショスタコーヴィチはニコラーエワのバッハ演奏に触発されて《24の前奏曲とフーガ》を作曲し、これをニコラーエワに献呈した。1950年代前半から録音を始め、亡くなる年まで録音や演奏会を続けた息の長いピアニストである。度々来日して日本でのライブもLP化された。またこれまでに入荷の無かった希少タイトルでもある。師であるゴリデンヴェイゼルの教えを忠実に守った弟子である、ニコラーエワは生前、ゴリゼンヴェイゼルの教えは正確な技巧と楽譜への忠実さをモットーとしたものだったと語っていた。1982年のこの録音にも教えが忠実に反映されている。バッハ弾きの印象が強いニコラーエワだが実際はロマン派作品の録音も多く、他の巨匠たちとは一味違った清廉なスタイルを貫いたピアニストだった。1982年はニコラーエワはまだ58歳という脂乗った年齢である。26歳でバッハ国際コンクールにて優勝してから停滞なく録音を重ね、初めてショパンの24の前奏曲の録音に至った。早い時期から多くの録音を世に出したピアニストである。大きなキャリアを持ったニコラーエワによる解釈は流石に饒舌であり前奏曲を見事な鑑賞曲に昇華させている稀有な録音である。テンポやペダルを工夫して、これまでに星の数ほど録音されてきた「ショパン:24の前奏曲」を初めて聴いた時のような気分にさせてくれる新鮮な驚きを感じさせる演奏である。コルトーのような模範的サロンスタイルを超えて、ニコラーエワが自身で研究を重ね練り上げたニコラーエワ流の解釈をふんだんに盛り込んだあまりに見事な「ショパン:24の前奏曲」である。ベテランの地位に甘んじることなく、常に進化を止めない優れたピアニストであることを再認識させるLPである。1980年代のMELODIYAのピアノLPは人類の限界に挑戦するような超絶技巧が流れを作ったが、それに逆向するかのようなロマンに溢れ尚且つ斬新な試みを取り入れた見事な演奏である。慣例の通り1番から20番まで曲順の通りに演奏されているがここまで多彩で新しく感じる演奏はベテランの中でもニコラーエワら一握りの巨匠にだけ可能なことに違いない。

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