[Ducretet Thomson] C.ハスキル(pf) / スカルラッティ:Pfソナタ(11曲)

[ 1287-001 ] Domenico Scarlatti, Clara Haskil – 11 Sonatas

通常価格:¥ 22,000 税込

¥ 22,000 税込      



商品コード: 1287-001

作品名:スカルラッティ:ソナタ(11曲)/嬰ハ短調 L.256 K.247, ト長調 L.388 K.2, ハ長調 L.457 K.132, ト短調 L.386 K.35, 変ホ長調 L.142 K.193, ヘ短調 L.171 K.386, ヘ短調 L.475 K.519, イ長調 L.483 K.322, ロ短調 L.33 K.87, ハ長調 L.255 K.515, ヘ長調 L.479 K.6
演奏者:C.ハスキル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:270C 006
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:6
評価/ジャケット:B : 2時方向に色塗り補修あり
キズ情報:A面11時に極小8+10+24+18回出る2cmの軽スレ, 2時/5時に極小5+小3+極小11回出る点スレ, 3時に小中7回出る点, 5時に微かに20回程出る小スレ, B面12時に小11+18+中1回出る点, 1時に小3回出る点, 4時に極小30回ほど出るシミあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪深中溝, La Voix de Monde, 9時にSérie Artistique License Westminster, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, (P)なし, Rights Society:DP, Price Code:Serie Artistique, スタンパー/マトリクス:WD-1159-LM1/WD-1160-LM2 (手書き文字マトリクス・Ducretet Thomsonタイプ), Westminster音源のDucretet Thomsonモノラル製造を示すWD***で始まりレコード番号を含まないフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1950年代のスタンパーによる1955年頃製造分, フランスに旧番号存在せず, Selmer付きレーベル存在しないと思われる, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Westminster音源によるDucretet Thomson制作プレス不明, 工場:不明., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---上開表半ツヤ厚紙, 6時にLicence WESTMINSTER, 表記されたジャケット番号:270 C 006, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス盤は入荷2度目の超希少タイトル!】---1950年10月1日録音場所不明にてモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1951年Westminster Recording Sales Corp. によりコピーライト登録・同年Westminster:WL 5072(緑/銀中溝レーベル・フラット盤)にて初リリース→1952年頃同一番号・赤/銀流れ文字レーベル・フラット盤・同ジャッケット入り→1953年頃同一番号・赤/銀中溝レーベル厚手盤・同ジャッケット入り→1957年頃XWN 18381, ドイツではHELIODOR:479 019, フランスでは1955年頃Ducretet Thomson:270 C 006(10"・当装丁)にて初リリース, フランスに12"は存在せず・盤質7もありえない, 音質は最も良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★, フランス盤は入荷2度目の超希少タイトル!

商品詳細:ハスキルの超有名な1950年WESTMINSTER録音。当時の米WLプレスは当社にて盤質7以上を付けられる状態のものは殆ど存在しないだろう。フランス盤も同様である。また非常に音が強く、音楽に入りきれないところが難点といえば難点。但しオリジナルは米国であることは事実である。1950年ハスキルはWESTMINSTERでLP録音を開始した。実は1950年9月~10月に数点の録音を残しただけで、1951年にはPHILIPSに移籍している。だからWESTMINSTER録音は貴重と言える。この年続け様に次の録音を行った。スカルラッティ:11のピアノ・ソナタ、モーツァルト:ピアノ協奏曲18/20番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番。以上3枚が全てである。スカルラッティをこのようにピアノで演奏するのはマルセル・メイエルが元祖である。ハスキルもメイエルを意識していたのだろうか?しかし聴いてみると二人の演奏はまったく別物であることがわかる。メイエルがゆったりとしたテンポで優雅に弾くのに対し、ハスキルは速いテンポでまるで弾き飛ばすかのような勢いである。メイエルの演奏を知っていたとすればかなり挑戦的な姿勢だと言える。真似事はしないぞという決意の表明なのだろうか? 正直優雅さではメイエルに及ばないが、異なるアプローチという点では歴史に残る演奏と言える。ハスキルの音はPHILIPSと似た滲んで余韻を引く独特の音である。この点が表現とはまた別にメイエルとは全く異なる特徴である。得も言われぬ詩情があることが最も評価される点だろう。PHILIPSの音もそうだったがピアノの音がLPに入りきっていない印象を受けた。芯がなくベタっとした感じは録音が的確でなかった証拠と思われる。ハスキルのピアノは録音に向いていないのだろう。出てくる音から実物を想像する作業が必要になる。そのようにすんなりいかないところがまたハスキルを神格化したのではないだろうか?PHILIPSで10"にL 33/142/171の3曲を録音している。L 171の1曲がダブる。勿論PHILIPSはこれより後の録音である。米WESTMINSTERより音質が良いのは当然!

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