[COLUMBIA] I.マルケヴィチ指揮フィルハーモニアo. / チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」, 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」

[ 1289-039 ] Tchaikovsky - Philharmonia Orchestra - Igor Markevitch – Romeo Et Juliette / Casse-Noisette

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1289-039

作品名:チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」Op.71a | 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
演奏者:I.マルケヴィチ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAXF 847
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---紺/銀音符段なしstéréo, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SAXF 847, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:YAX 313 21E/YAX 314 21D (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系の英国録音ステレオ製造を示すYAX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 249128/M6 248624, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体とラウンドMスタンパーの2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1965年頃の製造分, フラット盤存在せず, 旧番号存在する, 旧番号に紺/銀音符段付Stéréoレーベルの存在する, フランスでこれより古いステレオ・レーベル存在する, フランスでのステレオの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(英国型あると思われる), フランスにモノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティングマスター:不明, EMIグループCOLUMBIA系の英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版】---折返表コートペラ, 2時に♬ COLUMBIA, 2時に丸型金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:FCX 847/SAXF 847, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(紺色・白背景・上下絞り), (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris, 印刷:S.I.A.T.(Société Imprimerie Art et Techniques S.A.) Paris , フランス・ステレオには旧番号存在する, これより古いステレオタイプ存在する, フランスでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
トピックス:1959年2月17-18日ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1960年E.M.I.Records・ Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1691/ SAX 2339(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1960年頃仏COLUMBIA:FCX 847/SAXF 124(紺/銀音符段付Stéréoレーベル)→ステレオのみ1965年頃SAXF 847(当装丁)にて再リリース(当盤), これがフィルハーモニアo.との最後の録音となった, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:マルケヴィチによるオーディオファイルの代表作。この仏パテプレスは特に珍しい。チャイコフスキーの有名なバレエ曲「くるみ割り人形」Op.71を作者が8曲の組曲に改編したのがこのOp.71a。管弦楽曲として鑑賞できるようにした狙いがあったと思われる。実はバレエ上演より先に初演された兄弟曲と言える。流麗にして優美なテーマが冴える。クリアーだが豊かな仏SAXFプレスの音は魅力的。鏡のように光沢のあるジャケットは存在感大きい!! イーゴリ・マルケヴィチ( 1912- 1983)はウクライナのキエフ(キーウ)生まれだがフランスに帰化した指揮者。バレエ・リュスの主宰、セルゲイ・ディアギレフとの出会いが重要な点であり、彼の運命を決めた事実である。ロシア・バレエ団からの委嘱作品によって衝撃的なデビューを果たし、1950年代初頭よりLP録音に活躍した。時期的には英国EMI、フランス・パテ、DGG、PHILIPS、PHILIPS以降の5期に大きく分けられる。勿論英国EMI以前にも録音はあるが僅かである。それぞれのレーベルでメインに近い指揮者としてそれぞれ多数の録音を行った。EMIでは1949年フィルハーモニアo.と初録音してからEMIと契約して1953年にはロンドンに転居したが僅か6曲程度の録音で1954年には早々とHMVとの契約を終了。1954年後期からフランス・パテ・マルコーニと契約し、ストラヴィンスキー2曲をVSMに録音。その後、次々とフランス国立放送o.と録音を行っていった。パテ・マルコーニとは相性が良かったようである。一度は契約を解消したフィルハーモニアo.と何故再び1960年頃共演を行ったのか定かではないが、確かに英国でのフィルハーモニアo.との録音である。カラヤンなども盛んに取り組んだ選曲だが、マルケヴィチの演奏は何所にも力みがなく自然な仕上がり。それでいて上質なものを感じる。どうやらこの録音を最後に本当にフィルハーモニアo.とは録音することはなかった。完全主義のマルケヴィチはどのオケからも最終的には離反される運命のようであった。フィルハーモニアo.との最後の録音を心して愉しんでいただきたい。マルケヴィチについては当社ホームページのお役立ち機能→巨匠について→『イーゴリ・マルケヴィチ』の詳しい解説をご参照ください。

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