[CLAVES] I.ゴリツキ(バロックob) P.アンゲラー指揮プフォルツハイム南西ドイツ室内o. / Ob協奏曲集/モーツァルト:K.314, ハイドン

[ 1289-021 ] Mozart, Haydn, Ingo Goritzki, Südwestdeutsches Kammerorchester Leitung: Paul Angerer ‎– Oboenkonzerte

通常価格:¥ 1,100 税込

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商品コード: 1289-021

作品名:モーツァルト:Ob協奏曲K.314(新バージョン)-- Allegro Aperto--Adagio Non Troppo--Rondo, Allegretto, ハイドン:Ob協奏曲Hob. VII g:/C 1--Allegro Spirituoso-- Andante--Rondo Allegretto
演奏者:I.ゴリツキ(バロックob)P.アンゲラー指揮プフォルツハイム南西ドイツ室内o.
プレス国:スイス, Switzerland
レーベル:CLAVES
レコード番号:D 606
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面5時に緩やかな凸, B面7時に緩やかな凹あり, トレースは問題ない・音揺れノイズもないが安価とした(極軽度の音揺れが起こる場所あり), 通常は4.000円程度
レーベルタイプ:【スイスでのオリジナル】---黒/銀2本線, 外周2cmに盛上りあり, 9時に□+ML+のロゴはスイスのRights Society, グルーヴガード厚, Rights Society:ML, Ⓟ1976, Price Code:なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:RSO Cla D 606 A/RSO Cla D 606 B (ラウンド小文字マトリクス・CLAVESタイプ), スイスCLAVESの製造を示すRSO Cla ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:マトリクスの先頭にあるRSO はプレス会社または工場を示すと思われるが現時点では不明, 再補助マトリクス:両面にMade in Switzerlandの刻印, 1970年代のスタンパーによる1976年頃製造分, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CLAVES音源によるCLAVES制作プレス, 工場:Turicaphon AG, オリジナル, original
ジャケット:【スイスでのオリジナル】---見開両面コート, 曲解説のリブレット付, 表記されたジャケ裏年号:CLAVES D 606, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1976(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Claves Records(Turicaphon AG Riedikon), 印刷:Druck AG Hombrechtikon, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1976年6月15日ドイツ・プフォルツハイム・Atrium Konrad-Adenauer-Schuleでのステレオ録音, 録音技師:ハイデルベルクのTonstudio van Geest(個人名不明), プロデューサー:Alfons Seul, 1976年Tonstudio Rico SondereggerでマスタリングされTuricaphon AGにより製造された, 同年D 606(当装丁)にて初リリース, 知る人ぞ知る優良録音, これまでにない新しいバージョン (Neufassung)の楽譜を使用しての最初の録音で楽器もバロック・オーボエを用いる, 新しいバージョンについては別紙のリブレットでIngo Goritzki自身によりしっかり解説されている, 古い録音ではないがバロック・オーボエと新楽譜で挑んだ今までにない画期的な録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:インゴ・ゴリツキは1939年ベルリン生まれ。デトモルトでヴィンシャマンに師事。カザルス、ヴェーグらとも共演がある。バッハ、モーツァルトの原典版復元に力を入れ、そのいくつかはヘンレ版として出版されている。この録音は、1976年のもので、楽譜も原典版を使用(新版)。僅かにピッチの高い明快な音。中に新しい版とその解説書が入る。モーツァルトファンには驚きの音色と思う。バロック・オーボエを用いた斬新な演奏でこれまでの通常のオーボエによるK.314とは大きく印象が異なる。ここでK.314につて、K.314は同じケッヘル番号でフルート協奏曲第2番 ニ長調K.314としての録音の方が多い。楽譜が発見されて以来、Ob協奏曲がフルート協奏曲第2番の原曲とみなされたいたがこれには疑問が呈されている。楽譜は1920年にモーツァルト研究家で指揮者のベルンハルト・パウムガルトナーが、モーツァルトの息子の遺品の中から、長年紛失したものとされていたオーボエ協奏曲の草稿(パート譜)を発見したことで、その存在が確認された。18世紀にウィーンで写譜されたものと推測されるパート譜であり、パウムガルトナーによってスコアの再構成が行われ、1949年にロンドンで出版された。オーボエ協奏曲はハ長調であるが、フルート協奏曲へ編曲する際には長2度上げてニ長調にしている。また、独奏フルートのパートには細かい変更が加えられている。全楽章の終わりにカデンツァがあるが、モーツァルト自身が書いたカデンツァは存在しないとされる。フルート協奏曲第2番は、医師フェルディナント・ドゥジャンからの注文によりモーツァルト自身の作曲としてのフルート作品の1曲であるが、この協奏曲が前年に作曲したオーボエ協奏曲を編曲したものであった為、報酬は約束の半分以下しか受け取れなかった、とされる。しかし決定的な証拠はなく、異論も出されている。結局K.314は2種の楽器による演奏・録音が混在している情況である。ゴリツキはそのような情況の中で楽譜を一から見直し、バロック・オーボエに適合した新しい楽譜で望んでいる。作曲当時はバロック・オーボエしかない情況でモーツァルトが書いたであろう原楽譜の再現を試みた録音がこのLPであり、その意義は大きい。

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