[TELEFUNKEN] A.ニコレ(fl) K.リヒター指揮ミュンヘン・バッハo. / モーツァルト:Fl協奏曲集

[ 1290-025 ] Mozart - Münchner Bach-Orchester, Aurèle Nicolet, Rose Stein, Karl Richter – Konzert Für Flöte K.313 K.314 K.315

通常価格:¥ 16,500 税込

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商品コード: 1290-025

作品名:モーツァルト:Fl協奏曲集/Fl協奏曲1番K.313 | Fl協奏曲2番K.314, Flと管弦楽の為のアンダンテK.315
演奏者:A.ニコレ(fl)K.リヒター指揮ミュンヘン・バッハo.
プレス国:フランス, France
レーベル:TELEFUNKEN
レコード番号:STEL 10
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---黒白/銀V字段付, 3時に白字でSTEREO, 6時に銀字でMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:STEL.10, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:SLP 021172 21 /SLP 020157 21B (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATO録音・製造を示すSLP***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 234273/M6 234533, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ラウンドタイプ2種並存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1962年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, フラット盤存在せず, フランスにこれより古いステレオレーベル存在せず, ステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティングマスター:不明, TELEFUNKEN音源の仏TELEFUNKEN制作仏Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付薄手ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), 2時に横長金ステレオ・シール付き, 10時にTELEFUNKENマーク, 表記されたジャケット番号:STEL 10, Price Code:記載なし, 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓なし(窓付き存在せず), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G. , 棒付き以前のペラタイプ存在せず, 棒付厚手ボード(粗目紙厚手)タイプ存在せず, フランスでこれより古いステレオタイプは存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:Fl協奏曲1番:1962年・Fl協奏曲2番/K.315:1960年ドイツ・ミュンヘンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, ドイツでは協奏曲2番/K.315+Fl・Hpのための協奏曲K.299の3曲がTELEFUNKEN:1961年頃LT/SLT 43047(黒/金V字レーベル)にて初リリース, 1962年頃協奏曲1番+ハイドン:Fl協奏曲ニ長調 Hob.VIIf-D1/グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~精霊の踊りのカップリングでTELEFUNKEN:LT/SLT 43069(黒/金V字レーベル)にて初リリース, フランスでは1962年頃Fl協奏曲3曲がカップリングされ仏TELEFUNKEN:TEL 10/STEL 10(当装丁)にて初リリース, またTEL 11/STEL 11でモーツァルト:Fl・Hp協奏曲K.299/ハイドン:Fl協奏曲/グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~精霊の踊りがリリースされた・カップリングは異なるが2枚でドイツ盤と同じ内容が発売された, フランス盤はPathéプレスで音質は非常に良い・但しK.314/K.315の2曲はドイツより1年程遅れた発売となった, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ドイツ盤はSLT 43069(K.313)とSLT 43047(K.314/K.315)の2枚に分かれてしまった3曲のFl協奏曲をフランス盤では定番の1枚に纏めたカップリングで製造している。Fl協奏曲1番が1962年録音、Fl協奏曲2番が1960年と時期が離れているのでドイツでは当然の措置であった。フランスでは3曲の録音が揃った時点でLP化が決定したようで、このような形を取れたようである。因みに1960-62年の間にニコレ/リヒターはモーツァルトの3曲と、フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299、ハイドン:フルート協奏曲ニ長調 Hob.VIIf-D1、 グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』~精霊の踊りの合計6曲を録音しており、録音時期に対応してドイツでは3曲ずつ収録のLP化となった。フランスTELEFUNKENレーベルは単なるドイツTELEFUNKENのコピーではない。プレスもパテの独自マトリクスで製造されており、音質的なメリットも大きい。装丁もパテグループと同じ棒付きジャケットに入る形であり、近年フランスTELEFUNKENは注目を浴びている。これまでTELEFUNKENはドイツのレーベルなのだからドイツ盤が最も良いという信仰に似たものがあったが、それは只の先入観に過ぎないことが分かってきている。人間の抱くイメージと現実は大きく異なる事はレコードに限らず様々な分野に散見されている。この3曲はやはり纏まって聴ける方が消費者には好都合ではないかと思われる。オーレル・ニコレ( 1926- 2016)は、フルトヴェングラー時代のベルリン・フィルの首席フルート奏者を務め、1950年から1959年までその地位にあった日本でも人気のスイス生まれのフルート奏者。1945年にはパリ音楽院に入学し、マルセル・モイーズに師事。1947年にプルミエ・プリ(一等賞)を獲得して卒業。1948年にジュネーヴ国際コンクール優勝。チューリヒ・トーンハレ管、ヴィンタートゥール管の首席奏者を歴任し、1950年、巨匠ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの招きでベルリン・フィルの首席奏者となった。1978年3月にチェリビダッケとともに来日している。1959年にベルリン・フィルを退団した後は、ソリスト、そして教育者として世界的に活躍。ソリストとしては暖かいトーンと作品の内面に深く切り込んだ演奏で現代最高のフルート奏者と言われた。酒豪であり、ヘビー・スモーカーだったらしい。2016年1月29日、90歳で亡くなった。この3曲はニコレが30代半ばでの録音であり、今もって名演の一つとして語られている録音である。3曲を効率よく更に高音質で聴くならフランス盤をお勧めしたい。

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