[Les Discophiles Français] M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o. / モーリス・ティリエ:映画音楽作品集
商品コード: 1290-004
商品詳細:DFではなくSD番号扱い。これはSuite a DanserシリーズのSDを採ったシリーズで純クラシックではなく、ダンス音楽のシリーズである。当時DFの看板指揮者であった、モーリス・エウィッツの指揮。フランスに限らずこの時代、指揮者はクラシックだけではなく、多くの依頼を引き受けていた。ダンス音楽なら市場も大きく、モーリス・ティリエ( 1906 - 1972)はフランス・ムーラン生まれの作曲家。1925年、パリ国立高等音楽・舞踊学校に入学し、対位法とフーガをシャルル・ケクランに、管弦楽法をアレクシス・ロラン=マニュエルに師事し、1931年に卒業した。モーリス・ジョベールの勧めで映画音楽の作曲を始め、1942年から1960年にかけて20本の映画音楽を手掛けた。それ以外の作品には2つのオペラ、10のバレエ、フルート協奏曲などがある。ロラン=マニュエルとジョベールに影響を受けたその作風は印象主義音楽的な和声に古典主義的な優美さが表れている。---Wikipedia-- ティリエが映画のために書き下ろした4+4曲計8曲の映画音楽が収録されている。ティリエは売れっ子の映画音楽作曲家で日本でも知られた作品に「悪魔が夜来る」、「天井桟敷の人々」、「めぐりあい」、「嘆きのテレーズ」、「外人部隊」、「罪と罰」等があり、大半は1940-50年代封切り作品を担当した。---Wikipedia--この10"には上記の有名作品は含まれていないが、どこかで聴いたことがあるようなフレーズが出てくる曲も入る。クラシックではないがモーリス・エウィッツ室内o.が演奏していることがミソだろう。勿論12"化はされておらず、SD--というDFとは別のシリーズとして1950年代中期にリリースされた。当然他のDFシリーズ同様に音質は非常に良い。古いモノクロ映画に興味のある方には特に面白いと思う。邦訳できなかったのが残念だが映画の邦題はフランス/英語の原題とは異なるので敢えて行わなかった。タイトル(曲名)はレーベルに書かれた通りいかにものタダンス音楽のオン・パレード。
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