レーベルタイプ：【ドイツでのステレオ第3版】---黒/金小楕円DECCA内溝・王冠Royal Sound Stereo, 6時に▽33, , グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SXL 21016-B, Rights Society:GEMA/Contr.Copyr, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:K ZAL-4813-X/K ZAL-4814-ⅡX (ラウンド小文字スタンパー・独DECCAタイプ), DECCA規格ドイツ・ステレオ製造を示すK ZAL***で始まりレコード番号を含まないドイツ型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:R-A/A-B-Ⅲ, 再補助マトリクス:両面にManufactured in Germanyの刻印, 1960年代のスタンパーによる1965年頃の製造分, 旧番号存在せず, DECCA金塗潰しロゴの更に大きな黒/金ツヤ内溝パノラマ STEREOレーベルが存在する, ドイツでこれより古いステレオレーベル存在する, 黒/金内溝・王冠royal sound STEREOレーベルはパノラマ STEREOレーベルの後, ドイツでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ドイツDECCAに3時は存在せず, カッティング担当:イニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)を示す, ドイツにモノラル存在するか不明(英国にはある), RIAAカーヴである, 英DECCA音源のドイツDECCA制作TELEFUNKENプレス, 工場:TELEFUNKEN, ドイツでのステレオ第3版と思われる, 3rd issue for stereo in DE.

ジャケット：【ドイツでのステレオ・第2版】---両面ツヤペラ, 1時に黒ベース□DECCA, 裏面12時にパノラマ STEREO, 表記されたジャケット番号:SXL 21016-B, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・下黒), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:不明(年号記載ないがドイツでは当ジャケットであると思われる), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, ドイツでは黒ベース□DECCAの下にパノラマ STEREOロゴ付きが存在する, これより古いステレオタイプ存在する, ドイツでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in DE.

トピックス：1960年2月15-17日ウィーン・Sofiensaalでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:Ray Minshull, 編集:Stanley Goodall(Decca Studios), 1960年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年LXT 5594/SXL 2239(ED1)にて初リリース, ドイツでは1960年代前期に独DECCA:BLK 21016/SXL 21016(DECCA金塗潰しロゴの更に大きな黒/金ツヤ内溝パノラマ STEREOレーベル)にて初リリース→黒/金内溝小DECCAロゴパノラマ STEREOレーベル→黒/金小楕円DECCA内溝・王冠Royal Sound Stereo(当盤)→青/黒・王冠Royal Sound Stereo---と変遷する, H.クナッパーツブッシュのSXLシリーズで再入手難な1枚!英国ステレオED1レーベルは10万円近い高額盤, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★++, スーパーオーディオファイル!「ウィーンの休日」よりも次元の異なるレア・タイトル

商品詳細：音質、演奏、人気の3拍子揃った管弦楽曲といえばクナッパーツブッシュ/ウィーンpo.のSXLシリーズは外せない、「ウィーンの休日」SXL 2016など衰えを知らない世界的人気アイテムと同じように、今でも高値を維持しているようだ。その中でもダントツに希少なタイトルがこの「All-Time Popular Favourites」(英国盤タイトル)である。クナ&ウィーン・フィルのDECCA録音最後を飾った記念碑的な名盤がこれだった。1950年代においてはDECCAと多数の録音を行い、多くのレパートリーを収録してきた両者だったが、1958年以降は年1回の制作になるなど、若きプロデューサー、ジョン・カルショウとの対立、ステレオ録音の発展期間以降、クナ自身の録音に対する考え方の隔たりも含め、徐々にDECCAとの関係は解消してしまう。その中でこの1枚はクナが元々得意としていた曲が選ばれたこともあってか、制作側との確執を感じることもなく、むしろウィーン・フィルもいつもの通り、即興的なやり取りを楽しむかのような和やかな演出が功を奏している。日本では「ポピュラー・コンサート」の名称で知られている。この録音の数日前の2月13/14日にはムジークフェラインザールで演奏会を開いており、その時の曲目は「ジークフリート牧歌」とブルックナーの交響曲第3番であった。収録にあたっては、長年携わってきた技師のG.パリーがモノラル音源を、J.ブラウンがステレオ収録を担当した。ついに本物と対面した興奮は冷めない。DECCAステレオの最高ランクといえる録音には尊敬しかない。これが黄金のコンビ最後と思うと残念である。ドイツ盤といえどもかなりの希少盤だが、英国盤と比較すれば安価である。

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