商品コード:1292-041nb[Le Club Français Du Disque] F.グッリ(vn) E.カヴァルロ(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」, 10番Op.96
商品コード: 1292-041nb
商品詳細:イタリア人フランコ・グッリのベートーヴェン。この人はこのベートーヴェンがMUSIDISCで再発され、その擬似ステ(?)のひどい音で世に知られてしまったので、この録音の真価をわかっているのは、運良くこのレアなCFD盤でオリジナルのモノラルを持っている方だけだろう。グッリの音色は明るめだが情緒的で、充分に巨匠と呼ぶに相応しい演奏だ。グッリの本当の音はこのプレスでなければわからない!全曲入りアルバムは高価!フランコ・グッリ(1926~2001)はイタリア、トリエステ出身の名ヴァイオリニスト、名教師。シェフチェク(セヴシック)に師事した父親より手ほどきを受け、キジアーナ音楽院ではヨアヒムとブゾーニに師事したアリゴ・セラートに学ぶ。その後、大ヴァイオリニストのヨゼフ・シゲティにも教えを受けた。1947年にピアニストのエンリカ・カヴァッロ(1921~2007)とデュオ・チームを組み、1950年に結婚。以来、半世紀にわたって夫人との二重奏を呼び物としたほか、1957年にはヴィオラのブルーノ・ジュランナ、チェロのアマデオ・バルドヴィーノとともにイタリア弦楽三重奏団を結成し、室内楽奏者として多彩な活動。また、戦後一世を風靡したファザーノ指揮ローマ合奏団のソリストとしても活動し、1962年には同団と初来日した。その間、1959年にはフェデリコ・モンペリオが補筆したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番の初演を行い、一躍その名を世界に轟かせた。イタリアの有名な奏者にアッカルドがいるが全く異なる芸風である。1953-4年イタリアでのモノラル全曲録音行い、イタリアではANGELICUM:949 005-9、フランスでは1957年頃Le Club Français Du Disque:151-5(5枚組アルバム)の両方で発売された。そこから5/10番の2曲がアルバムとは別カップリング・別番号で単売されたのがこのLPになる。5枚組アルバムでは5/6番、9/10番が全集のカップリング。したがって、このLPを足掛かりに他を加算することは出来ない。5/10番の単売又は5枚組アルバムの2者選択となる。時折5枚組アルバムをバラした単独盤が共通デザインジャケット入りで市場に存在するが全て単売されてはいない。
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