[DECCA] G.ドプリュ(cl) J.P.ラロック(fg) D.ブルグ(hr) H.シュタットルマイア指揮ミュンヘン室内o. / モーツァルト:Cl協奏曲K.622, Fg協奏曲K.191, Hrと管弦楽のためのロンドK.371
商品コード: 1292-018
商品詳細:指揮のシュタットルマイアは1929年オーストリア生まれ。1940年代ウィーンでC.クラウスに師事。1956年ミュンヘン室内o.を設立。当初ARCHIVに録音していたが、ある時期仏レーベルと契約、仏CLASSIC、仏DECCA、またスイスTUDORにも録音がある。これは1975年ミュンヘンでの録音。特にギ・ドプリュ(cl)が素晴らしい。1970年代とは信じ難い名人芸。音色が見事。ギ・ドプリュ(1924-2020)はフランス・Vieux-Condé生まれ。パリ国立高等音楽院とパリ師範音楽学校でクラリネット科の教授を務めた。パリ八重奏団のメンバー、またオペラ座のスーパー・ソリストでもある。モノラル期からLe Club Français Du Disque、VALOIS、ERATO、ADÈS、CLASSICレーベルに多くの名演を残している。特にメシアン:「世の終りのための四重奏曲」、ダノワQt.とのモーツァルトの室内楽などは有名。ここではミュンヘン室内o.のメンバーとしての参加であるのか、ソリストとしてのゲスト参加であるかは不明。モーツァルト:Cl協奏曲K.622はこれがドプリュの初録音となる。明快な発音とラテン系の音色でなかなかな素晴らしいソロを展開している。はっきりしたコントラストでくっきり、すっきりした素晴らしい演奏となっている。名演ひしめく曲ではあるが、この録音は1970年代としては最高ランクの演奏である点に疑う余地はない。
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