商品コード:1292-010n[ETERNA] G.ラミン指揮ゲヴァントハウスo.聖トーマス教会cho. A.ギーベル(s) M.ヘフゲン(a) E.ヘフリガー(t) 他/ バッハ:ヨハネ受難曲B.245(全曲)

[ 1292-010n ] Bach – Johannes-Passion Günther Ramin Gewandhausorchester Leipzig Thomanerchor


通常価格:¥ 2,750 税込

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商品コード: 1292-010n

作品名:バッハ:ヨハネ受難曲B.245(全曲)/ (Nr. 1–11) Verrat Und Gefangennahme-- (Nr. 12–20) Verleumdung-- | --(Nr. 21–32) Verhör Und Geißelung-- (Nr. 33–52) Verurteilung Und Kreuzigung-- | -- (Nr. 53–60) Jesu Tod-- (Nr. 61–68) Grablegung
演奏者:G.ラミン指揮ゲヴァントハウスo.聖トーマス教会cho. A.ギーベル(s)M.ヘフゲン(a)E.ヘフリガー(t)F.クレヒ(bs)H.O.フーデマンン(bs)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:820 012-4
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第5面9時冒頭に中~小21回出るスレあり--格安とした
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのDGGプレスの第2版】---濃緑白葉/黒内溝, ▽M33, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:032323² STS/032324² STS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), ETERNA/DGG規格モノラル製造を示す0***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):B5/B5, 再補助マトリクス:なし, 1955年2月/1955年2月製造のスタンパーによる1956年製造分, DGGプレスには水色/黒レーベル・フラット盤存在する(1955年分), これより古いレーベル存在する, DGG側の最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, ETERNA音源のETERNA制作DGGプレス(SUPRAPHONプレスも存在する), カッティング担当:DGGの技師, ノーマル・カップリング, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), DGGプレスの第2版, 2nd issue for DGG
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---外周5面黒クロス紙表紙箱, 右上に33 1/3, リブレット欠, 表記されたジャケット番号:820 012-4, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:リブレット欠の為不明, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:55(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDR, 印刷:記載なし・旧東ドイツ製, これより古いタイプ存在せず(最古デザイン), オリジナル, original
トピックス:1954年10月18/23日ライプツィヒでのモノラル録音, DGG=ETERNA共同制作, 録音詳細不明, 1955年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:820 012-4で一つは白/青レーベル・フラット盤がSUPRAPHONへの委託製造→濃緑白葉/黒内溝レーベル・フラット盤, もう一つは同年頃水色/黒レーベル・フラット盤でDGGへ委託製造→1956年頃濃緑白葉/黒内溝レーベル・フラット盤と変遷する, 1959年頃からETERNA工場(自社製造分)で緑白/黒V字レーベル大ロゴ・フラット盤→緑白/黒V字小ロゴ・グルーヴガード盤→黒/銀レーベル・グルーヴガード盤と変遷する, これは1955年2月/1955年2月製造のスタンパーによる1956年DGG製造の盤が1956年頃ETERNAで製造の箱に入るケース, 箱は全て旧東ドイツで製造された, DGGの初版である水色/黒レーベル・フラット盤は超高額!, 西側では1955年Archiv Produktion:511/13 AKにて初リリース, ETERNAは1960年以前はSUPRAPHONまたはDGGに製造委託していた, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ギュンター・ラミン( 1898-1956年 )は第27代のトーマスカントルで在任は1940年 - 1956年、前任のカール・シュトラウベ(在任・1918年 - 1940年)の後任に当たる。シュトラウベ以前は録音が存在しない。またシュトラウベも極僅かなSP復刻音源が残るのみである。バッハ所縁の聖トーマス教会少年合唱団を捉えられたLP録音はこのG.ラミンのヨハネ受難曲から始まるといっても過言ではない。後任のクルト・トーマス(在任・1957年 - 1961年)はヨハネ受難曲をライプツィヒでは録音していない(フランクフルトではある)。バッハ本人の演奏は知る術もないが、想像の範囲で最もそれに近いと考えられるLP録音がこのラミンの録音である。「ヨハネ受難曲」が、バッハの後半生を過ごしたライプツィヒ時代の代表作の一つである。1724年ニコライ教会にて本人の指揮で初演された。マタイ受難曲はその3年後の1727年にトーマス教会で初演された。「ヨハネ受難曲」こそがバッハが最初にライプツィヒで行った大仕事である。ラミンはそれを知っていたのだろう。当時としては万全の構えで録音に臨んでいる。ステレオ期に音質の優れた録音がいくつ登場しても、ラミンの「ヨハネ受難曲」が過去のものとして忘れらることはないであろう。若きヘフリガーのエヴァンゲリストもこれ以上はないというほど美しい。圧巻は何といっても聖トーマス教会少年合唱団の歌声である。このような神懸かった合唱は彼ら以外ではあり得ない。カンタータでも同じ種類の合唱を聴くことができるが、「ヨハネ受難曲」はスケールが異なる。ゲヴァントハウスo.のオケもバッハの時はベートーヴェンとは違い畏敬の念が感じられる。全てが床に眠るバッハへの畏怖に基づいていることが如実に感じられる演奏なのである。戦時下で録音された素晴らしい録音は他にもあるが、バッハへの畏怖がここまで強く感じられるのはこの演奏を措いて他にはない。プレスの種類は多く価格も様々だが、1950年代プレスなら心を震わせる音楽体験ができるだろう。

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