[MELODIYA] A.ガウク指揮国立モスクワ放送so. / ショスタコーヴィチ:交響曲6番Op.54
商品コード: 1292-003
商品詳細:ガウクのショスタコ。アレクサンドル・ガウク(1893-1963)はウクライナ・オデーサ生まれのソ連では重鎮的指揮者。ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフの師である。1930年~1934年までレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務めた。1936年~1941年まで、新設された放送管弦楽団(後のソヴィエト国立交響楽団)の首席指揮者に迎えられた。1941年~1943年までの2年間は、トビリシ音楽院で教鞭を執り、グルジア国立交響楽団を再生させた。1943年にモスクワ音楽院の資料室において、ラフマニノフの交響曲第1番ニ短調のパート譜を発見し、散逸した総譜を再構成することに成功した。1953年~1961年までモスクワ放送交響楽団の音楽監督を務めている。1958年、病気のムラヴィンスキーに代わりレニングラードフィルと来日。日比谷公会堂で演奏した「悲愴」が発売された(PLS-44)。当録音は近年ロシアの指揮者が注目される中でその筆頭として重要な録音である。弟子のムラヴィンスキーに引き継がれた爆演スタイルは衰えを知らず、冷たさを拭い去った濃厚なロマンチシズムを有する稀有な指揮者。重厚さも凄い。ショスタコーヴィチの交響曲第6番は1939年に完成、同年11月エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団により、レニングラードにて初演された。ガウクはショスタコーヴィチの交響曲を5番(1957年12月4日)・11番(1958年12月21日)のライブ録音が存在するが、スタジオ録音でLP化された曲は6番(Д 4894)と9番(Д 03402)の2曲しかない。その為この2曲は1962年頃カップリングされ12"で発売された。
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