[MELODIYA] E.ノヴィツカヤ(pf) / プロコフィエフ:風刺(サルカズム)Op.17(全5曲), Pfソナタ5番Op.38,135, つかの間の幻影Op.22(全20曲)

[ 1293-060dm ] Ekaterina Novitskaïa, Prokofiev ‎– Sonate No. 5 pour piano en Ut Majeur, Op. 38/135 / Visions Fugitives, intégrale, Op. 22 / Sarcasmes, 5 Pièces, Op. 17

通常価格:¥ 22,000 税込

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商品コード: 1293-060dm

作品名:プロコフィエフ:Pf作品集/風刺(サルカズム)Op.17(全5曲), Pfソナタ5番Op.38/135 | つかの間の幻影Op.22(全20曲)
演奏者:E.ノヴィツカヤ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 02401
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---紺/銀DL(ダブルレター), CTEPEO ○○33, Mede in USSR, グルーヴガード厚手重量, ГОСТ 5289-なし, TУ Φ-16, Repertoire group:Вторая гр., Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, ス, スタンパー/マトリクス:33CM 02401 3-1/33CM 02402 3-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代スタンパーによる1970年頃製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, ГОСТがある場合ГОСТ 5289-68が最初(当盤相当), 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 重量盤, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---折返両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), Mede in USSR, 表記されたジャケット番号:CM 02401-02, Price Code:なし, 背文字:なし, (P)なし, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, オリジナル世代, original generation
トピックス:【オリジナルは入荷2度目の希少タイトル】---1970年頃旧ソ連でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Alexandre Grossman, プロデューサー:不明, ロシアでは1970年MELODIYA:Д 024813/CM 02401(当装丁世代)にて初リリース, 過去に1度ずつ入荷しただけの希少盤でDLレーベルのオリジナルは当社入荷2回目の希少タイトル, フランスではLe Chaut de MondeがMELODIYA音源のフランス出口になっており1972年LDX 78517にて初リリース, エリザベート王妃国際音楽コンクール後の最初MELODIYA録音となった, モノラルと同時発売はこの1枚のみ, 演奏:★★★★★++, 音質:★★★★+, あまりの凄さに2度目はしばらく聴きたくないピアノLP! MELODIYA録音の全貌は以下:D 024813/CM 02401→CM 03533→CM 03715→C10 05905→C10 06851→C10 08023→C10 08493

商品詳細:E.ノヴィツカヤによるMELODIYAでの最初の録音でプロコフィエフの作品集である。エカテリーナ・ノヴィツカヤ(1951-)はモスクワ出身の女性ピアニスト。師L.オボーリンをも脱帽させた女性で、L.オボーリンに8年間師事したイグムノフ一派。1968年弱冠16歳にして、ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝(2007年にアンナ・ヴィニツカヤが受賞するまでは、女性初、唯一のピアノ部門の第1位)を獲得した。同コンクールでは日本の内田光子も10位入賞している。コンクールの記念録音はベルギーMELODIYA:OC 2161(ムソルグスキー:展覧会の絵,ハイドン:Pfソナタ32番,プロコフィエフ:風刺(サルカズム)Op.17)が1959年に発売され、それがノヴィツカヤの公式デビュー録音である。これはノヴィツカヤが帰国して旧ソ連MELODIYAで初めての録音となった。このプロコフィエフ作品集は終始陶酔的な技巧が炸裂する驚愕の演奏ばかりである。普段敬遠されがちなプロコフィエフ作品も彼女の手に掛かると、完璧な完成度で立体的に展開する奇跡の演奏である。エカテリーナ・ノヴィツカヤが出場した1968年開催では、1位を16歳の少女が満場一致で受賞したと伝えられている。天才少女として知られる彼女は、孤児院出身だったが幼少時に音楽の才能を見出され専門教育を受ける機会を得た。風刺(サルカズム)Op.17はそのコンクール優勝記念録音のベルギー盤でも演奏した曲。コンクール関連で知り合ったベルギー人の若手ピアニスト、フランソワ・エマニュエル・エルヴィと結婚し、5人の子供を持つ家庭を築いた。以来、ベルギーに住んでおり、ほとんど演奏をすることはなくなった。結婚後、国際的な演奏活動を停止して普通の主婦になったのではと憶測が流れたが突然、1985年3月27日にニューヨークで初めてのリサイタルを開き、モーツァルトのプログラム(幻想曲K.475とソナタ第14番K.457)とショパンのバラード4曲を演奏した。コンクールのあと帰国した彼女には7枚のLPリリースが許可された中の最初の録音が当録音である。コンクール記念録音のベルギー盤のジャケットに写る彼女の写真はどれも眼光鋭くとても10代の女性とは思えない風貌が感じられる。それは演奏にも表れていて、決して若さを感じられるものではない。どこか病的な精神構造を感じてしまう。常軌を逸した打鍵は訓練によるものなのか、行くところまで行ってしまう危険な感じがするのである。恐ろしいほどの音が飛んでくる。尋常ではないピアノ演奏。即興のように聴こえて実は考え抜かれた計算の上にバランスしたウルトラC。一度聴いたら少し脳を休めないと他に何も入ってこない。ノヴィツカヤらしさが炸裂した一枚!

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