[FY] H.グレミー・ショーリャック(cemb) / パッヘルベル:ヘクサコルドゥム・アポリニス, シャコンヌ(2曲), アリエッタ

[ 1293-056 ] Pachelbel, Huguette Gremy Chauliac – Hexachordum Apollinis

通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1293-056

作品名:パッヘルベル:Cemb作品集/シャコンヌ ニ長調, アポロの六弦琴(6曲のアリア)~第1番 ニ短調, 同~第2番 ホ短調 , 同~第3番 ヘ長調 , 同~第4番 ト短調 | アリエッタ ヘ長調 , アポロの六弦琴(6曲のアリア)~第5番 イ短調, 第6番 ヘ短調「セバルディーナの歌」, シャコンヌ ハ長調
演奏者:H.グレミー・ショーリャック(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:FY
レコード番号:FY 074
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒/銀中黒, グルーヴガード厚, 9時にSTEREO, 7時にMade in France(ラウンド), Rights Society:DP, (P)1978, スタンパー/マトリクス:FY 074 LPL 5379 1Y 380 CIDIS/FY 074 LPL 5379 2Y 380 CIDIS DU1 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), FYステレオ製造を示すFY***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A2, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, CIDISはプレス工場を示す, 1970年代のスタンパーを用いた1978年頃の製造分, 旧番号:なし, 仏PHILIPSプレス, これより古いレーベル存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, FY音源のFY制作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート, 表記されたジャケット番号:FY 074, Price Code:Artistique/RC 350, 背文字:あり(黒色・橙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:solstice-music, 印刷:Ofsset France. Paris, 供給:RCA Fr.., オリジナル, original
トピックス:1978年9月頃フランスでのステレオ録音, 録音技師:François Carbou, プロデューサー:不明, 1978年頃solstice-musicによりコピーライト登録・同年FY:FY 074(当装丁)にて初リリース, 入荷2度目の希少タイトル, 1971年頃Disques A Charlinでレコードデビューしたチェンバロ奏者ユゲット・グレミー・ショーリャックのFY録音, こちらも高音質録音!

商品詳細:チェンバロ奏者ユゲット・グレミー・ショーリャック(HuguetteGrémy-Chauliac)は1928年生まれのパリジェンヌ。ピアノをデカーヴとY.ナットに師事。その後チェンバロをBascouret de Gueraldiに師事。チェンバロ奏者として録音デビューした。ヴェイロン・ラクロワの元で研鑽を積んだ。1963年からパリ音楽院でクラウザン科教授として教え、スコット・ロスなどを輩出。教育者と並行してパリのAntiqua Musicaオーケストラ、Paul Kuentzのオーケストラのハープシコード奏者を務めた。現在は数多くの国際大会のコンテストの審査員を務める。録音が無かったり少ない曲に焦点を当て録音している。1971年Disques A Charlinに初録音を行い、その後はFYレーベルに録音がある。クープラン・ファミリーなどのフランス・バロックのクラウザン作品を得意とする。シャルランが認めただけあってショーリャックの音楽性は確かである。ここではパッヘルベルのチェンバロ作品に絞って1枚分を1978年に録音。目の覚めるような輝かしい楽器の響きが怒涛の如く押し寄せる。サブタイトルの「Hexachordum Apollinis」はアポロンのヘクサコードと訳す。ヘクサコードは音楽用語。中世後期とルネサンス期に音楽理論と実習のために用いられた6つの音から成る音階で、ミとファの間が半音であるのが特徴。今でもオクターブに改修された同様の練習法が用いられている。ヘクサコードの両端の音は必ず長6度音程に開いている。アポロンはギリシャ神話で、光明・医術・音楽・予言を司る若く美しい神。ゼウスとレトの子で、女神アルテミスの双子の兄。デルフォイの神殿で下したという託宣は特に名高い。理知的で明るいギリシャ精神を代表する神とされる。ジャケットの「Hexachordum Apollinis 1699」はヨハン・パッヘルベル(1653-1706)が1699年に作曲した「アポロの六弦琴」 (6つのアリアとシャコンヌ:1699)を示している。この作品は6曲のアリアと変奏からなる曲集で、オルガン或いはチェンバロで演奏できると記されており、弟子たちの教育に役立てようという意図があったらしい。各曲は、最初にアリアの主題が奏され、そのあとに変奏が続く構成になっている。アポロンは芸術を司る神であり、その竪琴の弦に、各曲を喩えている。両端に配置された「シャコンヌ」は別の曲だが同じ1699年に合わせて作曲されたらしい。一緒に演奏するのが慣例なのだろうか?或いはショーリャックによるLPとしての構成で、「アポロンの六弦琴」全曲を盛り立てる意図だろうか?尚「アポロンの六弦琴」は全6曲だが第4曲と第5曲の間に単独曲の「アリエッタ ヘ長調」を挿入している。これもLPとしての構成なのだろう。「アポロンの六弦琴」はまず録音されないが名曲である。

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