[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / オネゲル:交響曲3番「典礼風」, 交響曲4番「バーゼルの喜び」
商品コード: 1293-042
商品詳細:1969年発売ED3オリジナル。現代作曲家アルテュール・オネゲルは、1892年仏・ルアーブル生れ。フランス6人組の一人として世に出る。交響曲は全部で5曲。3番は「典礼風」と副題が付く。いかにも現代曲風のスピード感のある出だし。カラヤンが1957年Colに録音。4番は「バーゼルの喜び」。リラックスしたムードで田園交響曲とも呼ばれ、スイス民謡のメロディーが使われる。スイス国籍であったオネゲルをアンセルメほど理解する指揮者もいないはず。4番は特に楽しめる!アンセルメといえばまずロシア作品が思い浮かぶのも当然だろう。それだけ多くのロシア作品で数々の名演を残している。然も全て高音質のオーディオファイルプレスである。人気が高いのも当然であろう。オネゲルはフランス北部のルアーブルの生まれだが両親はスイス人でチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の創設者でチューリッヒ音楽院の院長でもあったフリードリヒ・ヘーガーに師事した事からスイスとも縁が深い。第一次世界大戦の際はスイス軍に従軍している。なおスイスでは、オネゲルは一般にスイス人として認知されている。スイス・フラン紙幣の20フラン紙幣にはオネゲルの肖像画が使用された。同じくスイス生まれのアンセルメは当然オネゲルとも親交があり、ラヴェル、ドビュッシーなどと同様にオネゲル作品の多くを録音している。交響曲3/4番は1968年の録音。アンセルメの演奏は曲の持つ躍動感を見事に表現しており、これを超える演奏はあり得ないほど充実している。音質も良く、活発な運動系作品として申し分のないクオリティ。
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