[DECCA] Z.メータ指揮ロサンゼルスpo. D.フリジーナ(vn) / R.シュトラウス:英雄の生涯Op.40
商品コード: 1293-041
商品詳細:リヒャルト・シュトラウスは生涯で7つの交響詩を書いた。「英雄の生涯」はその最後の作品で、交響曲に匹敵する、古今の交響詩の中でも突出して優れた作品と言われている。全体は、6部(楽章)からなっているが、途切れずに演奏される。この辺にも交響曲との違いの一つがある。リヒャルト・シュトラウスが作曲家として油の乗り切った時の作品だけにオーケストレーションの極致を極めた曲と言われ、演奏には指揮者とオーケストラの実力が最も反映する曲としても知られる。ズービン・メータ( 1936-)はインド・ボンベイ出身の指揮者。1954年にウィーン国立音楽大学に留学し、指揮法の名教師として名高いハンス・スワロフスキーに指揮を学ぶ。1956年の夏にはクラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイムとともにカルロ・ゼッキの指揮のクラスに参加した。以来アバド、バレンボイムとは長きにわたる友人となった。1958年にリヴァプール国際指揮者コンクールで優勝し、1959年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビューし、大成功を収める。1962年頃EMI系に録音を開始、1965年頃からDECCAの専属となり、1979年頃までDECCAにおける看板指揮者の任を全うした。1980年頃からCBSに移籍したがDECCAには相当数の録音を残している。人間的にも優れた人物として皆から敬愛されている指揮者である。1968年録音の「英雄の生涯」はDECCAが誇る録音である。度々来日しており存命の指揮者の中で現代の巨匠と言われる。2008年第20回高松宮殿下記念世界文化賞の音楽部門を受賞した。
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