[DECCA] G.ショルティ指揮ウィーンpo. / シューマン:交響曲3番「ライン」, 交響曲4番Op.120

[ 1293-039 ] Schumann, Vienna Philharmonic, Solti ‎- Symphony No.3, Op.97 "Rhenish" / Symphony No.4, Op.120

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商品コード: 1293-039

作品名:シューマン:交響曲3番「ライン」 | 交響曲4番Op.120
演奏者:G.ショルティ指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6356
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・第2版】---大デッカ溝なしED3, 10時にMade in England by~, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:SXL 6356, Rights Society:記載なし, (P)1968(6時), TAX Code:J/T(1968年11月~1973年4月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-8286-2W/ZAL-8287-1W (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格のステレオ製造を示すZAL-**で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)を示す, 補助マトリクス(3時):G/H, 再補助マトリクス(9時):2B/3B, 1960年代のスタンパーを用いた1969年頃の製造分, 旧番号存在せず, 英国にはED2レーベル存在する(1968年分・1年違い), これより古いステレオ・レーベル存在する, ステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在せず(2W/1W が最古と思われる), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK (New Malden, Surrey), ステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 5時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6356, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), Price Code:なし, (P)なし(C)1968, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Clout & Baker Ltd., 折返タイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo in UK.
トピックス:1967年11月 ウィーン・ゾフィエンザールにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師/プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher , ライナーノーツ:James Lyon, 1968年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 6356/SXL 6356(ED2レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース→翌1969年同一番号・大デッカ溝なしED3レーベル・当ジャケット入りにて再リリース, これは1年遅れのED3の第2版盤がオリジナルジャケットに入るケースで第2版, 第2版だがED2と同一スタンパー使用, ED2が初出の為格安とした, 1969年9月(第1番/第2番), ゾフィエンザールで録音され全4曲が:SXL 6356/6486/6487で発売, 4曲ともショルティの初録音

商品詳細:ショルティはウィーンpo.とシューマン全4曲を残したが、3/4番から録音を始めた為、時代的に1/2番を録音する時は既に小デッカになっていた。その結果Vol.3(3/4番)だけED2・大デッカ溝あり、Vol.1/2は小デッカがオリジナル。ウィーンpo.のオケはやはり気品と格調があり、シカゴを振った時の録音より断然優れている。DECCAで全集を作った最初の指揮者!シューマンの交響曲全曲録音を行う指揮者は殆どおらず、DECCAではショルティが最初の全曲録音の指揮者となった。原因はシューマンの交響曲自体が抱える構造上の脆弱性にあるらしい。その為指揮者はある程度音を補う必要があり、そのあたりが全曲録音を躊躇する理由のようである。ショルティはウィーンフィルとは1958年に開始したワーグナーの『ニーベルングの指環』の全曲スタジオ録音で仕事をしており、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、第5番「運命」、第7番の録音もある間柄である。1998年に出版されたサー・ゲオルグ・ショルティの自伝で、このシューマンの交響曲全集について書かれている。演奏を聴いていたデッカのプロデューサーが「これはダメだ」という意味で首を横に振ったらしい。しかし他に録音を承知する指揮者もいなかった事から発売となったらしいが、それだけシューマンの交響曲、特に3/4番は難しい曲である。恐らく誰が振っても似たような結果になったに違いない、ヨーゼフ・クリップスも1番しか録音していない(1番の録音が最も多い)。アンセルメも全曲録音はしていない。1969年9月に1/2番が録音され3枚のLP・SXL 6356/6486/6487に収まり発売された。ショルティはその後再録音していない。苦い経験だったのだろう。フルトヴェングラーが4番を録音しており、名演とされるが、1960年代においてフルトヴェングラーのようなデフォルメは通用しない。それだけ3/4番は鬼門といえる曲らしい。ウィーンフィルにとって初のシューマン交響曲全集となった録音である。正直盛り上がりに欠ける演奏であると思う。救いはウィーンpo.の品の良いオケという点だろう。ETERNAにはコンヴィチュニー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.の名演がある。

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