[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. / Munchinger Miniatures・管弦楽小品集(14曲)/バッハ, モーツァルト, ヴィヴァルディ, グリーグ, シューマン, ヘンデル 他全14曲
商品コード: 1293-036pb
商品詳細:1967年モノ/ステレオ同時発売。ヴィヴァルディの「四季」、ブランデンブルク協奏曲等で一世を風靡したDECCAのバロック系、またドイツ系専門の指揮者。これは珍しい全14曲のオーケストラ小品集。この手の企画は少ないだけでオケファンには嬉しい内容。バロックからロマン派までバランス良く配し、キリリと締まったスタイルで演奏された愛すべき小品達。フル・オーケストラにはない魅力がたっぷりと味わえる。最初と最後をバッハで挟んだあたりに、彼の意思が。ミュンヒンガーのDECCALPではかなり希少なタイトル。特にバッハの2曲はオルガン曲からの自身の編曲による室内オーケストラによる演奏。カール・ミュンヒンガー(1915- 1990)は、ご存じドイツの指揮者。DECCAの第1号LPにバッハ:ブランデンブルク協奏曲を録音し、DECCAにおけるバッハ及びバロック音楽の専門家としての地位を確立した。自身が創設したシュトゥットガルト室内管弦楽団はその後、長年に亘って少人数のバロック・オーケストラとして多くの録音を行った。シュトゥットガルト室内o.の他ウィーン・フィル、スイス・ロマンドo.などとも録音している。しかしなんといっても自身が創設したシュトゥットガルト室内管弦楽団では際立った個性的な演奏である。これは小品ばかり14曲も選んだ管弦楽小品集で「Munchinger Miniatures」なるタイトルで発売された珍しい1枚。バッハからグリーグまでアンコールのような珠玉の曲が収録された素晴らしいLPである。バッハの 2 つのフーガと、シューマンのピアノサイクルOp.66 からの楽章「Bilder aus Osten」からの指揮者独自の繊細なオーケストレーション編曲が含まれている。それらに加えて、ヴィヴァルディの「アッラ・ルスティカ」協奏曲からの2楽章「G線上のアリア」やヘンデルの合奏協奏曲ト短調Op.6からのミュゼットなど、シュトゥットガルト室内管弦楽団が名声を博したバロックの古典も演奏される。DECCAの敏腕プロデューサーであるレイ・ミンシュル(Ray Minshull)によるプロデュース!それぞれの曲は短いがバロック系管弦楽演奏に先鞭を着けたた先駆者をしての力量は理解される。
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