[VERITON] E.カイダス指揮ヴラチスラヴァ聖歌隊 / バッハ:モテット集-2/B.225, B.226, B.228, B.229
商品コード: 1293-008t
商品詳細:ポーランドの新興レーベルVERITONは1978年に初めて第1号LPを出した民間レーベルで国営ではなく Jan Węcowski.により設立したレーベルでクラシックはむしろ少なく、ロック、ポップなど何でも扱うレーベルである。このモテット集は1980年頃録音・発売した1枚でバッハ:モテット集-2となっているがモテット集-1は発売されたのか不明である。プレスはMUZAで行っているらしくレーベルの作りは似ていて音質も安定している。しっかりドイツでの合唱で歌われいる。リズミカルなアクセントを有した現代的な演奏である。モテットの原型であるア・カペラで歌われるスタイル。ポーランドでは初めての録音ではないだろうか?指揮者のエドムンド・カイダス(1924-2009)はポーランド・ポズナン生まれの指揮者。1951-1989年の長きにわたりヴロツワフのポーランド放送合唱団の指揮者を務めた。平行して1970- 1977 年にはヴロツワフ男性合唱団の聖歌隊の指揮者を務めた合唱専門の指揮者らしい。1972年Muzaに初録音を行い1990年頃まで録音等で活動していた。カイダスのディスコグラフィーとVERITONのカタログの両方で調べたがバッハ:モテット集-1は発見出来なかった。録音予定だけで実際はこの1枚だけの発売の可能性もある。モテットには完全なア・カペラで歌われる演奏と小規模な器楽演奏が付く場合があり、近年になるほど伴奏が付くケースが多い。この録音は完全なア・カペラ・スタイルでオーセンティックな演奏であり、合唱の質は高く音がクリアである。モテット好きには是非とも聴いていただきたい東欧の合唱団によるバッハ:モテット集である。勿論初入荷の超珍品で2度目がいつになるか想像も付かない。
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