[PGP RTB] I.ラスコ(pf) / バッハ:6つのパルティータB.825~830(全6曲)

[ 1293-007 ] Bach, Igor Lasko – Partiten BWV 825-830

通常価格:¥ 16,500 税込

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商品コード: 1293-007

作品名:バッハ:6つのパルティータB.825~830(全6曲)/パルティータ第1番 変ロ長調 B.825, パルティータ第5番 ト長調 B.829, パルティータ第2番 ハ短調 B.826, パルティータ第3番 イ短調 B.827, | パルティータ第4番 ニ長調 B.828, パルティータ第6番 ホ短調 B.830
演奏者:I.ラスコ(pf)
プレス国:旧ユーゴスラビア, Yugoslavia
レーベル:PGP RTB
レコード番号:3130096
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 左上にパンチ穴あり, 軽度のリングウエアあり
キズ情報:第2面12時に微かに3回出る点2つ, 第3面4時に小3回出る凸, 第4面2時に極小1回出る面スレあり
レーベルタイプ:【旧ユーゴスラビアでのオリジナル】---白/黒2重内溝, STEREO SOKOJ 33, グルーヴガード厚, Rights Society:SOKOJ, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:3130096 Ⅰ-1-A/3130096 Ⅰ-2-B---以降省略 (手書き文字スタンパー・RTBタイプ), RTBステレオ製造を示す31***で始まるレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:17185/17185---以降省略, 再補助マトリクス:なし, 1980年頃製造のスタンパーによる1985年頃製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, PGP RTB音源のPGP RTB制作プレス, 工場:JRT - Radio-televizija Beograd, オリジナル, original
ジャケット:【旧ユーゴスラビアでのオリジナル】---両面紙ペラW, 10時に1685-1985, 表記されたジャケット番号:3130096, Price Code:なし, 背文字:あり(紺色・白背景), ジャケット裏年号:66/83, (P)(C)なし, 製作:Produkcija Gramofonskih Ploča Radio Televizije Beograd, 印刷:GIP "Beograd", これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の大珍品!】---1983年頃旧ユーゴスラビア・ベオグラード放送局にてステレオ録音, 録音技師:Danica Velašević, プロデューサー: Neda Bebler, 1985年頃RTBによりコピーライト登録・PGP RTB:3130096(当装丁)にて初リリース, RTB(Radio Televizije Beograd)は旧ユーゴスラビアの国営放送局の一つ, レコード制作も運営している, 国営レーベルのユーゴトンとは全くの別の放送局運営の会社, 当社初入荷の大珍品!これまでRTBとしていたがレーベルの正式名のPGP RTBに変更した, 他にゴルトベルク変奏曲:2330172で1986年に初リリース, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ユーゴスラヴィアのレーベルから出ているが、イゴール・ラスコは元々ロシアの人。メロディアに1枚だけ録音がある(2声のインヴェンション全曲)。RTBにはこの後「ゴルドベルク変奏曲」を入れているが、シューベルトもあるらしいので、バッハだけのピアニストではないようだ。もっとも第2回(1964年)のバッハ国際コンクールで3位に入賞しているから、得意としているはずだ。全く奇を衒わない青年のバッハ。一聴して物足りなさを感じるが、繰り返し聴きたくなる不思議。イーゴリ・ラスコ (1949-)は旧ソ連のサンクトペテルブルク(レニングラード)生まれ。6歳のとき、パーヴェル・セレブリャコフとレホヴィツカヤが教授を務めたリムスキー・コルサコフ音楽院の若い音楽家のための特別学校に入学した。セレブリャコフはレニングラード音楽院でニコラーエフの第一弟子でありニコラーエフ一派のロシアンスクール第2世代の卒業生である。フェドロフと同門になる。彼は1957年のソビエト連邦へのツアー中にグレン・グールドの演奏例に深く影響を受け、そこから、そしてグールドの録音から豊富なインスピレーションを得た。1964年ライプツィヒで開催されたバッハ国際音楽コンクール史上最年少の受賞者となり、銅メダルを獲得した。その後間もなく (1965 年)、彼はロシアのMELODIYAレーベルで2 部および 3 部構成のインベンション( BWV 772-786、 BWV 787-801 ) を録音した。その後、彼はモスクワの高等チャイコフスキー音楽院で巨匠ゲンリヒ・ネイガウスの後継者であるヤコフ・ザークのクラスで研鑽を積み、全ての研究の道で一等賞を受賞した。卒業後、彼は有名なロシアの指揮者ユーリ・テミルカーノフに招待され、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団でピアノ・ソリストとして演奏した。1978 年から 1992 年まで、イーゴリ・ラスコはベオグラード大学の教授を務めた。この「6つのパルティータ」はその時期の録音であり、ソ連を亡命したピアニストではない。同じ時期にゴルトベルク変奏曲(BWV 988)、さらにチャイコフスキーなども旧ユーゴスラビアで録音している。1987年のベオグラード音楽祭のリサイタルはセルビアの作曲家のみで構成され、1989年のリサイタルはムソルグスキー、チャイコフスキー(「季節」作品37/ベオグラードでも録音した)だった。1992 年からパリに拠点を置き国際的に活動を展開した。ニコライ・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール(1996年に設立)の理事長を務めている。MELODIYAと旧ユーゴスラビアに録音がある珍しいピアニスト。このパルティータは確かにグールドの影響を強く受けた節回しが感じられる。テンポ運びもまたグールドと近いものを感じる。但し全く異なる点は音色である。ラスコのほうが丁寧で綺麗な澄んだ音が出ているように感じる。グールドの影響を受けつつも独自の世界感を確立したピアニスト。当社初入荷の希少タイトル。1980年代発売だが極めて音質が良い。PGP RTBにおけるバッハ生誕300年記念企画!

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