レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル・タイプ】---アズキ/白竪琴土手, 9時にMade in France, 3時に□Gravure Universelle 33T.1/3, グルーヴガード厚手, Rights Society:SACEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CAL 1821 LPL 3427 1Y 380/LPL 3427 2Y CAL 1821 380 (ラウンド小文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), CALLIOPE録音・製造を示すCAL+レコード番号を含む専用マトリクス使用, カッティング担当:C.I.D.I.S. Louviersの技師, 補助マトリクス:A1/A2, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, 1970年代のスタンパーを用いた1973年頃の製造分, これより古いレーベル存在せず・灰/黒竪琴レーベル存在するが発注先の工場などの違いで順序はないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスの一つである, PHILIPSプレス分に更に古いマトリクス存在せず, カッティング担当の前任者:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CALLIOPE音源のCALLIOPE制作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, プレス工場は複数あるのでオリジナルタイプとした, original type

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---見開両面ツヤ長いベロ付き, 2時に灰ベース□Gravure universelle Distribution D.P.I., 表記されたジャケット番号:CAL. 1821, Price Code:Ⓧ, 背文字:あり(灰色・白背景・上M), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Calliope Productions Jacques Le Calvé., 印刷:Imprimerie Telliez Compiègne, 供給:Distributed By – D.P.I., Édition Du Centenaire – 1と書かれたタイプもあり, これより古いタイプ存在しない, 見開タイプの初出分, シングルなどの別バージョンがある可能性あるのでオリジナル・タイプとした, original type

トピックス：1972年10月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1973年Arpègeによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1821(当装丁)にて初リリース, ラヴェル生誕100周年全6枚シリーズのVol.1, 6枚揃うと右からMRAVELと読める, これはシリーズのVol.1なので上はMと表記, 「マ・メール・ロワ」はピアノ4手版でJ.ルヴィエ、T.パラスキヴェスコ(pf)による, 「ハバネラ」は2台ピアノ版で同じくJ.ルヴィエ、T.パラスキヴェスコ(pf)による, 「フォーレの名による子守歌」はY.カラシリー(vn)H.バルダ(pf)による, VnとVcのためのソナタはハノーファー弦楽デュオ(K.H.シュトゥンプ(vn)C.キリアン(vc))による演奏, 高音質盤!名録音技師Georges Kisselhoffが手掛けた優秀録音・ステレオ・オーディオファイルLP, CALLIOPEのプレスは2種ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレス(工場:CIDIS.Phonogram, Antony)と大別される, 但し必ずそうなるわけではない, 厳密な順番があるか不明, CALLIOPEはフランス・マイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル, 室内楽の3枚組の箱タイプ(CAL 182123)が同年発売されている, ピアノの箱タイプ(CAL 182426)も同年発売されている, 6枚組の箱は存在しない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細：CALLIOPEが1972/3年にラヴェル生誕100周年を記念して企画、発売したラヴェル(1875- 1937)の室内楽シリーズは、当時それ程注目されなかったが、約50年を経過した今の目で見ると、実に素晴らしい内容である。Vol.1-3が室内楽3枚でVol.4-6がJ.ルヴィエによるピアノ・ソロ3枚である。これはそれらのVol.1に当たり、四手のピアノ・ソナタ:マ・メール・ロワは、ルヴィエのピアノ・ソロ3枚には含まれておらず、この曲だけでも最高レベルの内容。2曲目に、同じ2台ピアノによるハバネラがある。他VnとPf の「子守歌」、B面のY.カラシリー(vn)C.キリアン(vc)によるVnとVcのソナタも絶品。1970年代録音であるがラヴェルの1950年～1960年代のソナタ録音は僅かで超希少なことを考えると、これらは入手可能な範囲では最高ランクの録音といえる。VnやVc奏者はさほど有名ではないがCALLIOPEが選んだ人選に間違いはない。J.ルヴィエによるピアノ・ソロ3枚は箱物が存在するが室内楽3枚にも箱タイプが存在する。但し中身は単売と同じと思われる。尚全6枚が揃うと背表紙の上部がMRAVELの6文字で揃うようになっている。Vol.1のCAL 1821はMRAVELのMになっている。6枚揃えばお宝の一つといえるだろう。

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