[La Voix De Son Maître] G.スゼー(br) D.ボールドウィン(pf) / 世界の歌(全22曲)/ブラームス, ムソルグスキー, グリーグ, キルピネン, ヴィラ・ロボス, ニン, 他

[ 1294-047 ] Gérard Souzay – Chante Autour Du Monde

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1294-047

作品名:世界の歌(全22曲)/アルネ・ドルムスゴー:狩猟生活(ドイツ), ブラームス:49のドイツ民謡集 第4集 WoO 33 - 第25曲 私の彼女はバラの色の唇をしている(ドイツ), アルネ・ドルムスゴー:私の職場での一日について(スウェーデン), カナダ/フランス民謡:ヤマウズラ, オーベルニュ民謡:「カントル―ブの歌」~毎回(フランス), ヴュイエルモーズ:シャプド・ビューフォールの詰め物(フランス), アルネ・ドルムスゴー:スラヴィチェクが飛んできた(クロアチア), ムソルグスキー:サヴァシーニャ(ロシア), グリーグ:ノルウェーへ(ノルウェー), アルネ・ドルムスゴー:黄金の賛美(フィンランド), アルネ・ドルムスゴー:カレリアでは(フィンランド), ユリエ・キルピネン:丘へ(フィンランド) | ヴィラ・ロボス:Canĉao Do Carreiro(ブラジル), 同:Azualaò(ブラジル), カマルゴ・グアルニエリ:Sai arne(あなたが知っている・ブラジル), ブロックウェイ:ナイチンゲール(英国), アルネ・ドルムスゴー: I'm Goin' Away(英国), ヒューズ:The Stuttering Lovers(英国), H.アーン:「ヴェネツィア」~No. 2. La barcheta(オタリア), スファキアナキス:Dourou-dourou(ギリシャ), ホキアン・ニン:「20のスペイン民謡」~パーニョ・ムルシアーノ(スペイン), 同:グラナディーナ(スペイン)
演奏者:G.スゼー(br)D.ボールドウィン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ASDF 242
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度の色落ちあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---銀大ニッパー段付大STÉRÉO, 9時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:ASDF 242, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2YEA 408 21B/2YEA 409 21 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ英国録音ステレオ製造を示す2YEA ***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 208306/M6 208155, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレート本体とストレートMスタンパー2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1959年頃製造分, 旧番号存在せず, 銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベルのステレオ最初期分, フランスでこれより古いステレオレーベルは存在せず, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 横長金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:ASDF 242, Price Code:Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景・STÉRÉO印刷), 内ジャケ窓なし(窓付き存在せず), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:S.I.A.T.(Société Imprimerie Art et Techniques S.A.) Paris., 棒付ボード以前の折返ペラタイプは存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1958/1959年ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1959年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1709/ステレオ未発売?にて初リリース, フランスでは1959年頃La Voix De Son Maître:FALP 621/ASDF 242(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル, 英国ではステレオASD番号は未発売と思われる(1970年代に出た可能性はある), 直訳では「多くの国の歌」というタイトルだがタイトルは「世界の歌」とした・曲目解析には時間を要した, スゼーEMI録音の珍品!

商品詳細:1959年英国でALP 1709で発売された英国録音らしい。但し調べてもASD番号はなく英国ではモノラルのみの発売かもしれない(1970年代に出た可能性はある)。タイトルは直訳すると「多くの国の歌」となり様々な国の民謡を主に収録した形で、作曲家を表記したが、当地の民謡からのその作曲家による編曲も多く含まれるので注意。全22曲もの様々な曲を集めたので「多くの国の歌」というタイトルにしたのだろう。全てダニエル・ボールドウィンのピアノ伴奏で謳われる。通常のクラシック系歌曲集には全く登場しない曲ばかりで曲目表記には相当に手こずった点をご理解いただきたい。バリトン歌手ジェラール・スゼー( 1918– 2004)はフランス・アンジェの生まれ。カミーユ・モラーヌ( 1911 - 2010)と7歳違いだが、モノラル期で引退したモラーヌと異なり、スゼーは長い録音歴を持つ。重鎮ピエール・ベルナック(1899 - 1979)より一世代後のバリトン歌手である。フランス語での、より正確な読み方はジェラール・スゼだが、これまでの慣習に従ってスゼーで統一する。パリ音楽院でクレール・クロワザとジャン=エミール・ヴァンニ=マルクーに師事する。テノールとして歌手活動を始めるが、1943年に著名なオペラ歌手アンリ・エシュヴェリーの助言を容れて、バリトンに転向した。1945年より公的な演奏会に出演を始める。1954年以降は新たにアメリカ人ピアニストのダルトン・ボールドウィンを迎え、生涯にわたる協力関係を築いた。1960年以降はほとんどオペラに出演せず、代わりにリサイタルで活動を続け、1980年代後半に引退した。1944年のSP録音に始まり、1950年代初めにDECCAと契約を結ぶ。その後はPHILIPSやEMIとも契約している。スゼーの録音のディスコグラフィは約750点にものぼる。フォーレやプーランクの歌曲全集の録音にも参加した。栄えあるディスク・グランプリ(Grand Prix du Disque)には3度選ばれており、そのうちの一つがラヴェル歌曲集であった。スゼーはドイツ・リートも歌うが、やはりフランス歌曲が白眉といえる。ドイツ最大のバリトンであるディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとは声質、レパートリーなどがまるで異なる。スゼーが亡くなった時、英国紙「デイリー・テレグラフ」は、最も偉大なリリック・バリトンという称号をディートリヒ・フィッシャー=ディースカウと争えるのは、同世代ではスゼーだと述べている。リリックバリトンは、バリトンの中では最も軽めの性質を持ったバリトン。ディースカウはリリック・バリトンとされるが違和感を持つ方は多いだろう。不思議なことにフランス人バリトンはみな甘い声質である。ドイツでは甘い声質のバリトンはヘルマン・プライくらいだろう。それでもスゼーとは比較出来ないほど違いがある。スゼーはこの美声を1970年頃まで保ち、多くの録音を残した。フランス歌曲でステレオ期に唯一聴ける男声歌手ではないだろうか。これはスゼーのLPの中では特段珍しい1枚で、英国にステレオ初期プレスがないのでASDF 242はかなり貴重といえる。勿論当社初入荷のレアLP!スゼーの伸びのある歌声が高音質で楽しめる!

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