[CETRA SORIA] V.d.サーバタ指揮イタリア放送o.cho. P.タッシナーリ(s) E.スティニャーニ(ms) F.タリアヴィーニ(t) I.ターヨ(bs) / モーツァルト:レクイエムK.626
商品コード: 1294-006
商品詳細:デ・サバータのモーツァルト:レクイエムは御存知の通り名演誉れ高いが、多くの方は再発盤というのが実情ではないだろうか。このオリジナルはほとんど入荷がなかった。演奏はウィーンのシュテファン教会で演奏されたヨッフム盤を思い出す程に、時代の空気をいっぱいに詰め込んだ缶詰のようで、音質はオリジナルとは言え、万全ではないが再発盤では絶対に感じることが出来ない空気感がここにある。SPのような箱入りの回転棒に付いた袋に、10"が2枚入った立派な装丁。イタリアと米国から発売された。この録音はデ・サーバタが、モーツァルト没後150年のために取り上げた録音である。発音だがスペイン系言語ではサバタまたサバータとなるがイタリア語ではサーバタが正しい。当社ではサーバタで統一している。ヴィクトル・デ・サーバタ( 1892 - 1967)はイタリア・トリエステの生まれ。母がユダヤ人らしい。サーバタはトスカニーニの後任として1929年にミラノ・スカラ座の音楽監督に就任、指揮活動から引退する1953年に至るまでこのポストに留まり続ける事になる。1939年にはトスカニーニ以来2人目のイタリア人指揮者としてバイロイト音楽祭から招聘を受け、十八番の『トリスタンとイゾルデ』を振った。1950年には米国へ客演旅行している。1954年6月にミラノ「スカラ座」で行われたヴェルディ「レクイエム」も名演として知られる。
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