[DECCA] G.ショルティ指揮ウィーンpo. K.フラグスタート, M.シェヒ(s) S.スヴァンホルム(t) O.エーデルマン(bs-br)他 / ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」(第3幕全曲), 第2幕~死の告知

[ 1295-010 ] Wagner - Kirsten Flagstad - The Vienna Philharmonic Orchestra - Georg Solti – Die Walküre Act 3 / Todesverkündigung From Act 2

通常価格:¥ 55,000 税込

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商品コード: 1295-010

作品名:ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」~第3幕の全曲-- 第1場 ワルキューレの騎行--第1場 私をかばって頂戴 (ブリュンヒルデ) --第1場 私のことは御心配なさらないで下さい (ジークリンデ)--第1場 待っておれ! ブリュンヒルデ! (ヴォータン) -- 第2場 ここにおりますわ、お父さま (ブリュンヒルデ) -- 第3場 私の犯したことはそんなにも恥ずべきことだったのでしょうか (ブリュンヒルデ) -- | --第3場 お前の晴れやかな心に (ヴォータン) --第3場 あなたから高貴な種族が生まれました (ブリュンヒルデ) --第3場 さらば、大胆な雄々しい娘よ (ヴォータン)-- | --第3場 お前の戦いに於ける勇気に (ヴォータン) -- 第3場 ローゲよ、きけ! (ヴォータン) --第3場 わしの槍先をおそれる者は (ヴォータン) 「魔の炎の音楽」, | 第2幕~死の告知
演奏者:G.ショルティ指揮ウィーンpo. K.フラグスタート, M.シェヒ(s)S.スヴァンホルム(t)O.エーデルマン(bs-br)他
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2031-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records in BOX
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1/2/3面に微かに6~12回ずつ感じる極小凸あるが殆ど影響なく7とした
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ溝ED1, 10時にOriginal Recording by~, 6時にMade in England(ラウンド), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:SXL 2031/SXL 2032, Rights Society:記載なし, (P)1958(Recording first published)・3時の初期タイプ・最古, TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-3659-1E/ZAL-3660-3K/ZAL-3661-1E/ZAL-3662-1E (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格のステレオ製造を示すZAL-**で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルKはAnthony Hawkins/EはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)を示す, 補助マトリクス(3時):UI/M/UA/UG, 再補助マトリクス(9時):21/1/41/2G, 1950年代のスタンパーを用いた1958年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1レーベルの最初期分, ED1の中で(Recording first published)が3時に付く旧タイプ, これより古いステレオ・レーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1E/3K・1E/1Eが最古), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK (New Malden, Surrey), オートマチック・カップリング, ステレオ・オリジナル, original for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---外周5面灰クロス紙表コート箱, 2時に白ベース▽三角DECCA STEREO ffss PHONIC ロゴ, 背文字:あり(黒色・赤背景), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1957, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷: Balding & Mansell Ltd, , ビニール・ポケット・ジャケット存在せず, これより古いステレオタイプ存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1957年5月13-28日ウィーン・Sofiensaal, Vienna・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:John Culshaw, 編集/カッティングマスター:Anthony Hawkins /Stanley Goodall, 1958年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA: LXT 5389-90/SXL 2031-2(当装丁)にて初リリース, 「指輪」全曲とは別録の最初の単独録音, ビニール・ポケット・ジャッケットなし, これが灰クロス紙表コート箱入りステレオ・オリジナル, ショルティ最初のワーグナー録音, 第4面(1枚目のB面)にはside 2の誤植あり・上から第4面のテープ貼り, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1957年、ショルティ最初の正式なSXLでのワーグナーの録音。全曲録音に先立ち、ワルキューレの一部を収録。目の覚める空前絶後の痛快な録音で、後の全曲録音がかすむほど。SXLとカルショウの高音質録音の傑作の一つだ。ショルティはこの当時、SXL 2000番台のデモンストレーションのような録音に付き合わされており、ここで遂に本当に自分のやりたいことができた、そんな彼の喜びさえも感じられる。天を駆け昇るごときエネルギーが伝わる。よく知られているが、大作「ニーベルングの指輪」は元々クナッパーツブッシュ( 1888 - 1965)で録音される予定であった。初のステレオによる全曲録音を任されたDECCAのプロデューサー、ジョン・カルショウはこの時若干34歳、クナッパーツブッシュは天にそびえる大指揮者。カルショウの思い通りになるような相手ではなかった。当時はプロデューサーより大物指揮者は格段に地位が上である。録り直しなどもっての他で、とてもクナッパーツブッシュで「ニーベルングの指輪」全曲を録音するのは不可能であった。クナッパーツブッシュ自身、既に高齢であり1957年時点で70歳。最後まで指揮が出来る保証もなかった。クナッパーツブッシュの性格は粗野で、不愉快な激しい性格も知られており恐れられていた。マエストロの怒りは発火しやすく、かなり直截な言葉の脱線も珍しくなかった。著名なソプラノ歌手、ビルギット・ニルソンが報告したように、歌手はしばしば演奏中でさえもミスのために彼から大声で下品な言葉を浴びせられたという。 オーストリアのジャーナリスト、アンドレアス・ノヴァークはクナッパーツブッシュを「不機嫌そうな人道主義者」と呼び、非常に適切に特徴付けている。この事態を打破すべくカルショウは、当時まだ有名でもなく、強い発言権を持たないが誠実であり、粘り強い努力家である指揮者ゲオルク・ショルティ(1912- 1997)を起用した。1957年時点で彼は45歳前後。カルショウは経営陣を説得し、長丁場となる「ニーベルングの指輪」をショルティに託した。この録音はそのスタートとなった、いわばお試しのような部分録音である。この録音の出来で「指輪」の担当が変わる可能性さえ秘めた重要な録音だったが、ショルティは見事期待に応え「指輪」の担当を手にしたのであった。御大クナッパーツブッシュと比べてしまえば貫禄という点でまだまだな印象は残るが、当時、このレベルで「指輪」が発売出来れば文句は無かったと思われる。この録音の翌年である1958年~1965年までを費やして録音史上燦然と輝く偉業である初のステレオによる「ニーベルングの指輪」が完成した。ショルティは世界的大指揮者の仲間入りを果たし、クナッパーツブッシュの仕事は激減した。この録音史上に残る事件のきっかけを作ったのが当録音である!コッポラ「地獄の黙示録」で一躍有名になった「ワルキューレの騎行」で始まる。

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