[DECCA] 藤川真弓(vn) W.ヴェラー指揮ロイヤルpo. / モーツァルト:Vn協奏曲全集7曲, ロンド変ロ長調 K.269, アダージョ ホ長調 K.261, ロンド ハ長調 K.373

[ 1295-005 ] Mozart / Mayumi Fujikawa, The Royal Philharmonic Orchestra, Walter Weller – Violin Concertos = Violinkonzerte

通常価格:¥ 33,000 税込

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商品コード: 1295-005

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲全集/Vn協奏曲1番K.207, Vn協奏曲2番K.211 | Vn協奏曲3番K.216, Vn協奏曲4番K.218 | Vn協奏曲5番K.219「トルコ風」, Vn協奏曲6番 K.268(偽作) | Vn協奏曲7番ニ長調 K.271a(偽作), ロンド変ロ長調 K.269, アダージョ ホ長調 K.261, ロンド ハ長調 K.373
演奏者:藤川真弓(vn)W.ヴェラー指揮ロイヤルpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:D239D 4
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records in BOX
評価/レコード:9/8 : 美品・新品同様
評価/ジャケット:S : 美品・新品同様
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---銀赤青SC土手, グルーヴガード, Rights Society:記載なし, (P)1981, 表記されたレコード番号:D239D 4, スタンパー/マトリクス:PZAL 16995 2G ▽ ED 14/PZAL 16995 1G ▽ ED B1 112---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・DECCA/PHILIPSタイプ), DECCA・1980年代ステレオ製造を示すPZAL ***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 英DECCAプレスではない(存在しない), 1980年代スタンパーを用いた1981年頃の製造分, 黒/銀レーベル存在せず, これより古いレーベルは存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, DECCA音源の英DECCA制作蘭PHILIPSプレス, 工場:PolyGram Record Service B.V.Baarn, ノーマル・カップリング, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---外周5面コート厚紙表コート箱, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:D239D 4, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号なし, (P)(C)1981, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Senol Printing limited, 単売存在せず, これより古い箱存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---K.207/K.211/K.218/K.268/K.271a/K.269:1979年4月, K.216/K.219:1980年9月, K.261/373:1980年2月/10月ロンドン・キングズウェイ・ホールでのステレオ録音, 録音技師: Arthur Lilley / John Dunkerley, プロデューサー: Andrew Cornall /Michael Haas, 1981年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:D239D 4(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 当社初入荷の希少タイトル

商品詳細:藤川真弓(1946-)は北海道旭川市出身のヴァイオリン奏者。3歳から小学校教諭の父親にヴァイオリンの手ほどきを受ける。桐朋女子高校で斉藤秀雄、宗倫安らに師事。卒業後ベルギー王立音楽院に留学し、フランツ・ヴィジー、レオニード・コーガンに師事。その後ヘンリク・シェリングの薫陶も受けた。1966年日本音楽コンクール、バイオリン部門2位。1970年ベルギー国際ヴュータン・コンクール1位、チャイコフスキー国際コンクールで2位となり、翌年ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団でアメリカデビュー。以後欧米を中心に演奏活動を続ける傍ら、2年に1度のペースで帰国。NHK交響楽団・札幌交響楽団・京都市交響楽団などと共演。海外で通用する数少ない日本人ソリストの一人で、第7回・9回のチャイコフスキー・コンクールでは審査員も努めた。現在はロンドン在住。日本人ヴァイオリン奏者で初のDECCAへの録音と思われる。藤川は既に1970年にMELODIYAに第4回チャイコフスキーコンクール2位に入賞記念録音が出ている(デビューLP)。その後1971年EurodiscにMichael Rollとベートーヴェン/フランクVnソナタ集を出していて、海外レーベルでの録音は初めてではない。1972年にはベルクルント指揮で日本フィルとモーツァルト:協奏曲5番を埼玉県民会館で録音、1974年にはPHILIPSにワールト指揮ロッテルダムpo.とチャイコフスキー:Op.35,ブルッフ:1番Op.26の協奏曲録音もある。しかしDECCAレーベルに4枚組での協奏曲全集をヴァルター・ヴェラーの指揮、ロイヤルpo.という当時超一流のオケに録音できたことは藤川が世界的に認められたことを意味する。日本でもそこまで有名ではなかった藤川としては、この録音こそ大変な栄誉である。聴いてみると藤川の演奏は実に日本人らしさが出ている。奥ゆかしい弦の鳴らし方で、敢えて強いアタックを出さず、何所までも繊細に綺麗で滑らか。これは逆に欧米人奏者が真似できない美点である。このあたりの藤川の個性が評価されたのだろう。これまでの誰ともかぶらない超個性的名演奏で聴けるモーツァルト:Vn協奏曲全集である。これはこれで非常に好感が持てる演奏であり、欧米人奏者が羨やみ、嫉妬するスタイルに他ならない。1980年代以降アジア人のクラシック演奏家が激増し、コンクールでも上位に出るようになったが、果たしてどれだけの演奏家がビジネスのベースに乗ることができただろう。欧米人のコピーでは意味がない。そういう点で藤川の存在感は偉大であるといえる。これは聴いていて素直に気持ちの良い演奏であり、これまでにない新鮮味に溢れるモーツァルト!

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