[ETERNA] O.スウィトナー指揮ドレスデンsk. / モーツァルト:交響曲39番K.543, 40番K.550
商品コード: 1296-043n
商品詳細:1974~75年、2曲ともモーツァルトEDの為の録音。名技師シュトリューベンとクンツェによる。このLPが日本に入ってきた当時は、その演奏内容を差し置いて、オーディオファイルとして非常に持て囃された。SXLやASDとはまったく発想の異なる、軽快でふんわりと風になびくようなステレオ。多くの人が今までにない新しいタイプであると認識したからだろう。改めて今聴くと、音質だけでなくスウィトナーの様式の素晴らしさと新しさも再認識させられる。更に人気は高まるだろう。モーツァルト・エディションの中核となる録音でO.スウィトナー指揮ドレスデンsk.で中後期の主要曲全集を揃えることができるようになる。この2曲は最初からモーツァルト・エディションとして1974/1975年に録音されたものでEDが初リリースとなる。ED前の旧デザインジャケット入りは存在しない。オトマール・スウィトナー (1922-2010)は東独ではなくオーストリア生まれ。1973年にN響の名誉指揮者に就任した為か日本人ファンは非常に多い。シュターツカペレと呼ばれる2つの楽団の指揮者として紹介されてきたからだろう。ベルリンとドレスデン。ドレスデン退団後の1964-1990年までの26年間のベルリン音楽総監督(ベルリン国立歌劇場)時代に録音された全集である。2010年ベルリンで亡くなった際にはNHKがドキュメンタリー番組を放送した。「古きよきドイツの伝統」等と書かれる事の多いスウィトナー。地味だがドイツ的な華やぎもある指揮者だと思う。ベルリンとドレスデンの2つのシュターツ・カペレのカペル・マイスターを経験した二人目の指揮者で旧東独には他にコンヴィチュニーしかいない。元々モーツァルト・エディションのための録音であった。
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