[DECCA] A.ニコレ, C.ニコレ(fl) K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. / C.P.E.バッハ:Fl協奏曲, チマローザ:2Fl協奏曲
商品コード: 1296-037
商品詳細:1972年発売の小DECCAオリジナル。ミュンヒンガーのバロック系作品なのだが共演A.ニコレ(fl)は何とDECCA唯一の録音。当時ニコレはARCHIVに籍があり、何かのバーター録音? SXL番号で聴ける唯一のニコレとして貴重だろう。そしてチマローザの2台Fl協では奥さんのクリスティアーナと夫婦共演をしている。フルトヴェングラーに嘱望されベルリンpo.の首席として黄金時代を過ごしたニコレ、'70年代は様々なレーベルに顔を出し国際的スターの貫禄充分!カール・ミュンヒンガー(1915 - 1990)はシュトゥットガルト生まれの指揮者。ライプツィヒでヘルマン・アーベントロートに指揮を学び、1945年にシュトゥットガルト室内管弦楽団を結成、ヴィヴァルディ『四季』の、世界で初めてのレコード録音を行いベストセラーとなった他、バッハなどのバロック音楽の清新な演奏で世界的名声を得た。DECCAで最初のブランデンブルク協奏曲も1950年リリースでLXT 2501というLP1号の番号を持つ。ステレオ期に入っても勢いは止まらず、バッハやバロック作品で圧倒的な録音群を残した。1960年代後期より古楽器演奏が台頭し人気は衰えたが、バッハのスぺシャリストとしてLP初頭からDECCAに指揮者として招かれた。第二次世界大戦後のバロック音楽ブームの火付け役であるとされている。ステレオ期に入りミュンヒンガーのスタイルも時代に合わせて柔軟に変化している。オーレル・ニコレ(1926- 2016)はスイスのヌーシャテル生まれのフルート奏者。チューリッヒでアンドレ・ジョネに師事し、パリではマルセル・モイーズに師事した。12歳で初めてステージに立ち、1947年にパリ・コンセルヴァトワールの卒業コンクールで1位優勝した。1948年にはジュネーブ国際コンクールで第1位となる。同年からヴィンターテュール市立管弦楽団の首席奏者となる。フルトヴェングラーに嘱望されて、1950年から1959年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務めた。同フィル退団後は1965年までベルリン音楽大学の教授を務めた。その後もフライブルクやバーゼルで後進の指導を続けながら、ソロ演奏活動を行う。日本でもランパルと人気を二分するフルート奏者。
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