[DECCA] R.ルプ(pf) L.フォスター指揮ロンドンso. / ベートーヴェン:Pf協奏曲3番Op.37, 創作主題による32の変奏曲 WoO.80

[ 1296-033 ] Radu Lupu / Lawrence Foster / London Symphony Orchestra – Radu Lupu Plays Beethoven Piano Concerto No. 3

通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1296-033

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲3番Op.37-- 1. Allegro Con Brio-- 2. Largo-- | -- 3. Rondo-Allegro, 創作主題による32の変奏曲 WoO.80
演奏者:R.ルプ(pf)L.フォスター指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6503
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 表面背側にラミネートの浮きあり・Bとなる程ではない
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, 帯にffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England ・The Decca Record Co.LTD., グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1970・6時(最古), TAX Code:J/T(1968年11月~1973年4月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-10375-1W/ZAL-10376-1W (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):BH/BH, 再補助マトリクス(9時):2B/1, 1970年代スタンパーによる1970年頃製造分, 大デッカED1/ED2/ED3レーベルが存在せず, ED4レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 10時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6503, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:記載なし, (P)なし(C)1959/1971, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. Londn, 印刷:Senol Printing limited, ホタテ貝タイプ存在せず, 折返表コートペラタイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1970年ロンドンでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1970年The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6503(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 1970年以前にコンスタンティン・ブジェアヌ指揮ルーマニア・シネマトグラフィo.によるルーマニアでのモノラル録音(ECE-0293)があるのでこれは初回録音ではない, 1979年メータ指揮イスラエル・フィルハーモニーとの録音もDECCAにある, 1970年代では異例の人気を誇るラドゥ・ルプの1970年発売の1枚でDECCAでは2枚目の発売と思われる

商品詳細:ラドゥ・ルプの人気は高い。若手ながら、心の機微を表現できるピアニストとして評価されているからだろう。'70年頃の録音。ダイナミズムよりも温和で優美な柔らかい音色を持ち味にし、力よりデリカシーで勝負する。そのあたりが人気の秘密だろう。S.ゴールドベルクの相棒であり、彼のモーツァルトのVnソナタ全曲録音に抜擢されたくらいだから、彼の音楽性の高さは本物である。この世代にあって真の名手。小DECCAオリジナル! これまで長年にわたりラドゥ・ルプーとしてきたが本来の読み方はラドゥ・ルプであるため、今はルプで統一している。若手とばかり思っていた彼も2022年スイスのローザンヌで死去した。76歳だった。ラドゥ・ルプ(1945 - 2022)はルーマニア・ガラツ出身のピアニスト。1959年にブカレスト音楽院でフロリカ・ムジチェスクに入門、リパッティと同門になる。1960年より1968年までモスクワ音楽院に留学し、スタニスラフ・ネイガウスらに師事する。1966年第2回ヴァン・クライバーン国際コンクール、1967年エネスク国際コンクール、1969年リーズ国際ピアノ・コンクールにおいてそれぞれ優勝者となった。一種のロシアン・スクール生でもある。ルプの名を有名にしたのは、「ヴァン・クライバーン国際コンクールの副賞であるコンサート契約を全部断って帰国した」ことである。これがソ連当局の要請なのかどうかは不明であるが、この行動はかなり話題となった。米国側を怒らせたが、リーズ優勝後にDECCAと契約し、そのディスクの名声によってアメリカにデビューするという二重の手間をかけた活動でも知られる。1969年11月にロンドンでデビュー・リサイタルを開き、ロンドンを活動本居地とした。ロンドン・デビュー当時には地元紙により「千人に一人のリリシスト」と呼ばれ、以降、ルプを形容する表現として使用されている。DECCA以前に地元Electrecordに1枚録音がある(ベートーヴェン:皇帝協奏曲・1970年発売)。1971年からDECCA録音がリリースされ矢次早に数枚が1973年頃までに発売されれた。1975年リリースのS.ゴールドベクル(Vn)によるモーツァルト:Vnソナタ全集録音でピアノに抜擢されたことでも話題となった。このVnソナタ全集でルプを知った方も多いと思われる。1970年代では稀な繊細で抒情的な表現力を持ったピアニスト。日本にもファンは多く、2010年10月の来日公演は本人の急病による緊急帰国のために中止となった。それが最後となり、次のニュースは2020年の訃報であった。特にシューベルトのソロで定評があったが、協奏曲のソロもパワーとデリケートな音は人気だったことも頷ける納得の演奏。タイトルなど気にせず買って損のないピアニストの一人である。

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