[DECCA] H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo. / ベートーヴェン:交響曲1番Op.21, 交響曲2番Op.36

[ 1296-030 ] Beethoven, Vienna Philharmonic Orchestra, Hans Schmidt-Isserstedt ‎– Symphonies Nos. 1 & 2

通常価格:¥ 3,850 税込

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商品コード: 1296-030

作品名:ベートーヴェン:交響曲1番Op.21 | 交響曲2番Op.36
演奏者:H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6437
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---小デッカED4, 帯にffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England ・The Decca Record Co.LTD., グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1969・6時(最古), TAX Code:なし(1973年4月以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-9279-4W/ZAL-9280-3W (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):不明/不明, 再補助マトリクス(9時):1/2B, 1970年代スタンパーによる1973年頃製造分, 1969年マスターの大デッカ溝なしED3レーベルが存在する, これより古いステレオレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, カッティング担当の前任者:あり・イニシャルGのTed Burkett, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ED4だが重量厚手盤, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 10時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6437, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:記載なし, (P)なし(C)1970, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. Londn, 印刷:Senol Printing limited., ホタテ貝タイプ存在せず, 折返表コートペラタイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1番:1968年9月16 - 21日/2番:1967年11月13 - 14日と1968年9月16 - 21日ウィーン・Sofiensaal・にてステレオ録音, 録音技師:Kenneth Wilkinson(1番)/Gordon Parry(2番), プロデューサー:Erik Smith, マスタリング/カッティング:Ted Burkett, 1970年The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6437(ED3レーベル・マトリクス1G/1G?・当ジャケット入り)にて初リリース, H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.はDECCAで二人目の一人指揮者による交響曲全曲録音(初回はアンセルメ・1958年-1963年), 米国ではLondon Records :CS 6658で1970年初リリース, 1/2番は全9曲の中で一番入荷の少ない番号, 7番のみ小デッカレーベルで初リリース・他は全て大デッカレーベルが存在する, これは第2版, 盤は1969年製造が完成していたがジャケットの製造が1970年にずれ込んだ為ED3レーベルで1970年発売となった(通常ED3は1969年迄), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:イッセルシュテットの1/2番は極めてレアで他の番号に比べ入荷が少ない。しかも、大DECCAの最終年にあたり、ED3が初出。実際はほとんどが小DECCA。録音は非常に良い。大DECCAの音がしている。イッセルシュテットのベートーヴェンは何より、もたついた所がないスピード感、軽快なリズム、風が吹き抜けるような快さが持ち味。この1/2番は、特にその特徴を持っている。颯爽としていて、軽妙だがモーツァルトとは異なる渋みがある、理想的なベートーヴェン!DECCAにおける最初のベートーヴェン:交響曲の全集録音はアンセルメ/スイス・ロマンドo.による1958年-1963年の録音であった。1965年DECCAは2回目のベートーヴェン:交響曲の全集録音を企画、プロデューサーのエリック・スミスが陣頭指揮をとった。イッセルシュテットは既に1958-59年バックハウスとピアノ協奏曲全曲録音を終えており、ウィーンpo.との相性が良かったこともわかっている。また1950年代初期にDECCAにNDRとドヴォルザークの交響曲2番やスラヴ舞曲集、ブラーム:ハンガリー舞曲集などをモノラル録音していてDECCAにとっても重要視していた指揮者であった。1952-3年にはドヴォルザークの交響曲第7番とチャイコフスキーの交響曲第5番をジョン・カルショウがプロデューして記憶に残る録音となっている。DECCAにおけるメイン指揮者ではなかったが、その後のバックハウスとの成功を見たDECCAが2回目のベートーヴェン:交響曲を全集録音をイッセルシュテットにオファーしたのは自然の流れであったといえる。イッセルシュテットのスタイルは癖がなくオーソドックスだが優美で芳醇である。DECCAが求める指揮者のスタイルとも合致したアンセルメとの共通点もある。スイス・ロマンドo.の次はウィーンpo.というのもセールスポイントになる。1960年代にDECCAが求める理想像は繰り返し聴いても飽きのこない「中庸の美」ではななったか?イッセルシュテットほどピッタリな指揮者はいないと判断したと推測できる。まず1965年11月交響曲第3番「英雄」が録音され、ケネス・ウィルキンソン他が技師を担当。順調に進行し1969年6月の交響曲第7番で全曲が終了した。ウィーン・フィルにとって初めての全曲録音となった。録音場所はゾフィエンザール(Sofiensaal)。数々の名演が生まれたホールである。以前に使用されていたムジークフェラインザールより残響が短めで録音向きのこのホールが80年代中期頃までDECCA専用の録音スタジオとして使用された。これら2回目のベートーヴェン:交響曲全集は1980年代まで再版が繰り返され、DECCAが誇る名盤としてCDにも受け継がれてゆく。

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